定年時代
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定年時代
 
  東京版 平成20年過去の記事一覧  
  平成20年12月下旬号
平成20年12月上旬号 “傷”を撮り“時間”見る(写真家/石内都さん)
 基地の街、老い、体の傷あと、母の遺品、そして被爆者の遺品─。写真家、石内都さん(61)の作品展「ひろしま/ヨコスカ」が、1月11日(日)まで、目黒区美術館で開かれている。
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  平成20年12月上旬号
平成20年12月上旬号 “心に響く音”を(作曲・編曲家/渡辺俊幸さん)
 多くの人の“心に響く”映画やテレビ番組の音楽−。ヒット作の音を“紡ぐ”作曲・編曲家、渡辺俊幸さん(53)は、35年に及ぶ自らの音楽家生活を「すごく変わっている」と振り返る。
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  平成20年11月下旬号
平成20年11月下旬号 動物と出会って“命の強さ”得る(舞踊家/長嶺ヤス子さん)
 「踊りの原動力は動物たち。命の強さをもらった」。舞踊家の長嶺ヤス子さん(72)は故郷の福島県で160匹を超える犬や猫とともに暮らし、彼らとの思い出を題材に描いた油絵で生計を立てる。
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  平成20年11月上旬号
平成20年11月上旬号 役者歴60年 年に一度は映画に戻る(女優/奈良岡朋子さん)
 劇団民藝での舞台を中心に活動している奈良岡朋子さん(78)が年に1回必ず出演するのが映画「釣りバカ日誌」。三國連太郎ふんする「スーさん=鈴木建設会長」の妻「久江」役で9作目から出演を続けており、最新作でもさりげなくスーさんを支える。
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  平成20年10月下旬号
平成20年10月下旬号 心の“揺らぎ”演じる(俳優/西郷輝彦さん)
 “御三家”の一人として一時代を画した西郷輝彦さん(61)は、「自分はまだまだ成長途上の人間」と話す。17歳でデビューした後、数年は「歌だけでなく、芝居も自分が中心と思っていた」。
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  平成20年10月上旬号
平成20年10月上旬号 舞台で“演じる”話芸を磨く(声優/鎌田弥恵さん)
 かつて銭湯の女風呂を空にしたという伝説のラジオドラマ「君の名は」-。このナレーションを担当していたのが鎌田弥恵(みつえ)さん(80)だ。30年前から舞台で文学作品の一人語りを始め、ことしで芸歴60周年を迎えた。
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  平成20年9月下旬号
平成20年9月下旬号 夫婦で“環境漫才”(漫才コンビ/林家ライス・カレー子さん)
 “笑い”で環境問題の啓発を─。環境カウンセラー(環境省認定)の資格を持つ漫才コンビの林家ライスさん(66)とカレー子さん(59)の夫婦は、身近な環境問題をネタに全国各地へ“出前漫才”を行っている。
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  平成20年9月上旬号
平成20年9月上旬号 マキノの“粋”さらに追求(俳優/津川雅彦さん)
 恋、義理、人情、そしてチャンバラ─。日本を代表する演技派俳優・津川雅彦さん(68)(=監督名・マキノ雅彦)の第2弾監督作品「次郎長三国志」が 20日(土)から公開される。
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  平成20年8月下旬号
平成20年8月下旬号 漫才で磨いた“無言の演技”(漫才師/内海桂子さん)
 漫才の大ベテラン、内海桂子さん(85)が、23日(土)公開の映画「能登の花ヨメ」で、寡黙なおばあちゃんを演じている。「しゃべってナンボのわたしに、しゃべらせないなんて」と笑う内海さん。
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  平成20年8月上旬号
平成20年8月上旬号 “原点”忘れず舞台美術を創造(舞台美術家/朝倉摂さん)
 日本を代表する舞台美術家の一人、朝倉摂(せつ)さん(86)は「今も、ごみの山から(舞台の)材料を探す」と笑みを見せる。舞台美術の世界に入ったのは60年前。大戦のつめ跡が生々しい東京で、廃材などを拾い、舞台に生かした。
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  平成20年7月下旬号
平成20年7月下旬号 人生の“縛り”背負って書く(作家/山本一力さん)
 「生きることは背負うこと。そこには“縛り”がある」。直木賞作家の山本一力さん(60)はこう話す。3度の結婚と幾度もの転職…。バブル時代に作った億単位の借金を返済するため、40代半ばで小説を書き始めた山本さん。
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  平成20年7月上旬号
平成20年7月上旬号 混迷の時代に…“曖昧力”(心理学者/多湖輝さん)
 いい加減に見えて融通無碍(むげ)、あやふやに見えて柔軟なしたたかさ、優柔不断に見えて悠々の自然体…。「曖昧力」(学習研究社、1470円)の著者で、心理学者の多湖輝(たご・あきら)さん(82)は混迷の時代にこそ「空気を読んでグレーゾーンを自分らしく生きる“曖昧(あいまい)力”が必要」と説く。
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  平成20年6月下旬号
平成20年6月下旬号 還暦は出発点 新しい“色”を(タレント・俳優・歌手/井上順さん)
 10代から芸能界の第一線に立つ井上順さん(61)は「還暦を新たな“出発点”にしました」と深みと張りのある声で言葉を継ぐ。音楽から司会、演劇と活躍の場を広げてきたが、「経験を糧に、これから出す“色”もいっぱいある」。
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  平成20年6月上旬号
平成20年6月上旬号 演劇の世界で“遅咲きの花”(俳優・クレージーキャッツ/犬塚弘)
 7日(土)から映画「春よこい」が公開される。同作で認知症の老人役を演じるのが、俳優でクレージーキャッツのメンバー、犬塚弘さん(79)だ。
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  平成20年5月下旬号
平成20年5月下旬号 武骨な武士の姿に父を重ね(周平の長女/遠藤展子さん)
 藤沢周平原作の「山桜」が映画化され、31日(土)から公開される。近年、映画化が相次ぐ藤沢作品の中でも「山桜」は「一番原作の雰囲気に近い」と藤沢周平の一人娘、遠藤展子さん(45)も絶賛する。
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  平成20年5月上旬号
平成20年5月上旬号 まだ残る「家族思う日本」(俳優/伊東四朗さん)
 築地魚河岸を舞台に親子、兄弟など家族をテーマに人々の温かな交流を描いた映画「築地魚河岸三代目」。同映画で仲卸店「魚辰」の二代目を演じた伊東四朗さん(70)は「この映画には日本のいいところがあちこちにちりばめられている。
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  平成20年4月下旬号
平成20年4月下旬号 “絡み合う心”撮る(監督/高橋伴明さん)
 芥川賞、直木賞の創設者として知られる菊池寛が主人公の映画「丘を越えて」は、菊池を含む男女3人の“絡み合う心”を描いた物語だ。監督は連合赤軍事件に題材を取った「光の雨」(2001年) で反響を呼んだ高橋伴明 (ばんめい) さん (58)。
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  平成20年4月上旬号
平成20年4月上旬号 愛の奥深さ、言葉に託す(俳優/長塚京三さん)
 海外で見た舞台に魅せられた俳優の長塚京三さん (62) が、自ら脚本を翻訳し主人公を務める─。“真実の愛”を会話や表情に込める「エンバース〜燃え尽きぬものら」。長塚さんは「感動がさめないうちに日本で劇にしたかった」と初めての翻訳に挑んだ思いを話す。
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  平成20年3月下旬号
平成20年3月下旬号 映画“主演”の俳優犬を育成(ドッグトレーナー/宮忠臣さん)
 「私を信じてください。それだけで私は幸せです」「私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています」「私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください」…。
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  平成20年3月上旬号
平成20年3月上旬号 田舎暮らし結果よりも過程楽しむ(エッセイスト・画家/玉村豊男さん)
 定年退職を迎える団塊世代を中心に田舎暮らしへの関心が高まっている。「自然の中では、できること、できないことがある。結果でなくその過程を楽しめればね」と話すのはエッセイストで画家の玉村豊男さん(62)。
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  平成20年2月下旬号
平成20年2月下旬号 庶民の踊り世界に紹介(民族舞踊聚団NIPPON代表/望月登喜子さん)
 田植え踊りや盆踊り─。「民族舞踊聚(しゅう)団NIPPON」=豊島区=は、各地の民衆の踊りを“演じる”プロ集団だ。代表の望月登喜子さん(60) は「生き抜くエネルギーに満ちた踊りを、世界中に紹介したい」と話す。
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  平成20年2月上旬号
平成20年2月上旬号 家族の大切さあらためて実感(俳優/三宅裕司さん)
 45歳以上の人におすすめの「R−45?」を掲げ公開中の映画「結婚しようよ」は、切なく温かく心に響く父と家族の物語だ。主演の三宅裕司さん (56) は“年ごろの娘”2人の父親役。実生活でも大学生の娘の父親とあって「主人公の気持ちが痛いほど分かります」と語る。
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  平成20年1月下旬号
平成20年1月下旬号 世の中に広げる いたわりの心(映画監督/山田火砂子さん)
 「はだしのゲン」など数々の“社会派”映画を製作してきた山田火砂子さん (75) は夫・山田典吾監督の死後、自らメガホンを取った。監督作品第3弾となる「筆子・その愛−天使のピアノ−」では健常の子、知的障害のある子のみずみずしい表情を映し、“障害児教育の母”と呼ばれる石井筆子の生涯を描いた。
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  平成20年1月上旬号
平成20年1月上旬号 いつまでも「おめでとう」(太神楽/海老一染之助さん)
 「おめでとうございます!!」。和傘の上でいろいろな物を転がす太神楽の華麗な芸が新春のムードを一層盛り上げる。芸歴60年を超す海老一染之助さん(73)の顔に笑みが浮かぶ。2002年に「お染ブラザーズ(海老一染之助・染太郎)」の相方で兄の染太郎さんを胃がんで亡くして以来、この5年余り、ひとりで“のれん”を守ってきた。
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