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平成28年12月号 |
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タンゴの“魂”、次世代につなぐ(バンドネオン奏者・中西伸一さん)
哀愁ある音色と歯切れの良いリズムが特徴のタンゴの花形楽器バンドネオン。演奏が難しいといわれる同楽器を自由自在に弾きこなし、日本屈指の使い手の一人とも呼ばれる中西伸一さん(58)は、日本タンゴ界の老舗楽団「西塔(さいとう)祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ(大草原の楽団)」のコンサートマスターだ。楽団の中心的存在として師の西塔祐三を支えるとともに… |
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平成28年11月号 |
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「音楽の感動は心を育む」(ピアニスト・仲道郁代さん)
今秋、デビュー30周年を迎えたピアニスト・仲道郁代さん(53)は、「難しいことから逃げていては、人生つまらない」と話す。芸術の追究、出産・子育てと演奏活動の両立、子どもたちに音楽の楽しさを伝える取り組み…。「山あり谷ありだったけど、超前向き思考で挑んできた」とほほ笑む。来秋までの1年間は、30周年記念の公演に力を注ぐ。 |
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平成28年10月号 |
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「日々の営みを大切に」(俳優・藤竜也さん)
「愛のコリーダ」などの実験的な作品から「柘榴坂の仇討」など時代劇や娯楽作品まで、幅広く活躍する俳優・藤竜也さん(75)。8日から公開される映画「お父さんと伊藤さん」では、元小学校教師の頑固な“父さん”を演じている。一家の大黒柱としてがむしゃらに働き、ふと気が付くと老齢の域に達した“お父さん”が自分の人生の最後にどのような折り合いをつけるのか? |
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平成28年9月号 |
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自作の小説「わりなき恋」、一人芝居で(女優・岸惠子さん)
映画女優として「君の名は」「雪国」「おとうと」など多くの名作に出演、結婚を機にトップスターの座を捨てフランスへ渡った岸惠子さん(84)。42年間パリで暮らし、現在は活動の基盤を日本に移して文筆活動などを中心に活躍している。2013年には70代の女性を主人公とした初の恋愛小説「わりなき恋」を発表。これまで約27万部を売り上げている。「年を取るって寂しいことだけじゃない。人生の最後にぱーっと虹が立つような華やかなことがあってもいいんじゃないでしょうか」と語る岸さん。 |
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平成28年8月号 |
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「生ある限り、役立ちたい」(女優・中尾ミエさん)
KAAT(カート)神奈川芸術劇場で音楽劇「マハゴニー市の興亡」に出演する中尾ミエさん(70)。拝金主義にまみれた架空の街「マハゴニー」をつくった“尋ね者”の1人を演じる。演出は白井晃。共演者も山本耕史、マルシア、古谷一行など豪華な顔ぶれだ。中尾さんは歌声も披露する。「生きているということは“生かされている”ということ。それならば誰かの役に立ち続けたい」と語る。 |
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平成28年7月号 |
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「舞台でできないことはない」(俳優・橋爪功さん)
俳優の橋爪功さん(74)は、長年のライフワークとして朗読公演を続けている。ことしの8月に朗読するのは、ドイツの人気作家フェルディナント・フォン・シーラッハの戯曲「Terror」。「テロが起きた時、多くの人間を救うために犠牲が生じることは仕方がないのか?」を問う裁判劇だ。「舞台でできないことは何もない」をモットーとする橋爪さん、「観に来ていただいた方は、ちょっと面白い体験をなさるかもしれない」とにやり。 |
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平成28年6月号 |
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人間の“弱さ”を表現(俳優・三浦友和さん)
もし、自分の子どもが無差別殺人を犯したとしたら—。こんな重いテーマを真正面から描いた映画「葛城事件」が18日から上映される。この作品で、死刑囚の父親役を演じたのは三浦友和さん(64)。難解な役柄だったが、本人は「やりたくて仕方なかった」と出演依頼を快諾した。「『わが家だって一歩間違えたらこうなっていたかもしれない』。そんなことを思いながら演じました。見るのに多少の勇気は必要な作品ですが(笑)、難しく考えないでご覧になっていただきたい。 |
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平成28年5月号 |
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「自分を俯瞰する」(女優・樹木希林さん)
映画「誰も知らない」でカンヌ国際映画祭を沸かせた是枝裕和監督の新作「海よりもまだ深く」が5月下旬から上映される。同作に出演した樹木希林さん(73)。中年になっても定職に就かない、いわゆる“ダメ男”の息子の世話をする母親を軽妙に演じた。小説家になるという夢をあきらめきれず、その一方で愛想を尽かされた妻にまだ未練たらたらの息子を演じるのは阿部寛。 |
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平成28年4月号 |
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植物と暮らす楽しみ(「エコロヴィレッジ」主宰・神田隆さん)
「植物と共に生きる暮らしの愉(たの)しみ」を提唱し、群馬県利根郡片品村で宿泊もできるオーガニックガーデンファーム「エコロヴィレッジ」を主宰する神田隆さん(58)。最近では、2013年の「国際バラとガーデニングショウ」でターシャ・テューダーの庭を手掛けたことでも注目された神田さんが、6月、山手の横浜市イギリス館で講演会を開催する。 |
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平成28年3月号 |
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「俳優は生き方が問われる」(俳優・大杉漣さん)
ある時は裏社会の人間、またある時は一流企業の社員、そして自分を鳥と思い込んでいる男…。「300の顔を持つ」とまでいわれるほど、これまでさまざまな役を演じてきた俳優の大杉漣(れん)さん(64)。北野武、新藤兼人、黒沢清など、名だたる映画監督と仕事をしてきた。4月には室生犀星(さいせい)の晩年の作品を映画化した「蜜のあわれ」に老作家役で出演する。 |
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平成28年2月号 |
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よみがえれ、フクシマのバラ(横浜ばら写真の会)
かつて福島県双葉町に日本中のロザリアン(バラ愛好家)を魅了したバラ園、双葉ばら園があった。「日本で最も美しく個性的」といわれ、2011年6月の世界バラ会議の会場に決定していたが、東京電力の原発事故以降、人は二度と入ることができず、荒れ果ててしまった。かつての美しいバラ園を写真でよみがえらせたい、そしてフクシマを忘れない—。そんな思いから、「横浜ばら写真の会」は、双葉ばら園で10年に渡って撮りためたバラの写真と… |
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平成28年1月号 |
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東京交響楽団 ホルンで奏でる紅白歌合戦(紅組主将・大野雄太さん、白組主将・上間善之さん)
懐かしい昭和の歌謡曲の数々を紅組、白組に分かれてホルンで“歌う”「報復絶倒!? 東京交響楽団 ホルンで奏でる紅白歌合戦」が27日、ミューザ川崎シンフォニーホールで開催される。東日本大震災後、川崎市中原区役所で“誕生”したこの歌合戦。出演者はともに東京交響楽団の首席ホルン奏者の白組・上間善之さん(41)と紅組・大野雄太さん(36)、ピアノ伴奏の石井理恵さん(36)、司会のチャーリー犬和田さん(56)。 |
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