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  横浜・川崎版 令和4年過去の記事一覧  
 
  令和4年12月号
令和4年12月号 時の刻みの大きさ感じる(シンガー・ソングライター あがた森魚さん)
 1972年に大正ロマン漂う曲「赤色エレジー」を大ヒットさせたシンガー・ソングライターのあがた森魚さん(74)は、今年でメジャーデビュー50周年を迎えた。「林静一さんの(同名)漫画を読んで感銘を受け、すぐに主人公の幸子と一郎にエールを送る歌ができました」と話す。同曲はシングルレコードで50万枚以上を売り上げ、今も多くの人々の心に残る。
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  令和4年11月号
令和4年11月号 心のひだ 音で震わす(ピアニスト・小山実稚恵さん)
 雲間からの柔らかな光—。人気、実力ともに日本を代表するピアニスト・小山実稚恵さん(63)は、シューベルトの曲を「光の情景」になぞらえる。13日のリサイタルは“オール・シューベルト・プログラム”。これまで「12年間・24回リサイタルシリーズ」などで豊富なレパートリーを聞かせてきたが、「ピアノ曲の数は膨大。一生で弾ける曲は限られる」と苦笑する。それだけに、「プログラム作りは大切」。
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  令和4年10月号
令和4年10月号 山と生き、山を守る(映画監督・宮﨑政記さん)
 映画監督の宮﨑政記さん(71)が、岐阜県高山市に住むきこりの一家らに密着したドキュメンタリー映画「木樵(きこり)」が11月から公開される。きこりをしていた父の後を継がずに映像作家となったことが心残りだった宮﨑さん。あるとき、「きこりたちの記録を残しておきたい」と思い立ち、山で出会った昔ながらのきこりの生きざまを活写した。
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  令和4年9月号
令和4年9月号 “反戦フォーク”歌い続ける(フォーク歌手・高石ともやさん)
 1960年代後半から始まり、「アングラフォーク」と呼ばれた日本のフォークソングブーム。その黎明(れいめい)期から活動している“元祖”フォーク歌手の高石ともやさん(80)は今も毎月1回、コンサートを開き、メッセージを込めて反戦歌などを歌い続けている。ロシアのウクライナ侵攻で“反戦フォーク”に再び関心が集まる中、10月8日に豊島区で開催される「小さなコンサート 2022秋 高石ともや」に出演。
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  令和4年8月号
令和4年8月号 落語と同じく“幸せ”伝達(落語家・林家たい平さん)
 長寿番組「笑点」(日本テレビ系)でおなじみの落語家・林家たい平さん(57)。毎週、大喜利ではほかのメンバーとともに朗らかな笑いを届けている。そんなたい平さんが笑顔を封印し主演に臨んだ映画「でくの空」が26日に公開される。亡くなった人への後悔と喪失感に打ちのめされた人たちが、淡々と流れる日常や周りの人たちの思いやりに徐々に癒やされ、少しずつ前を向いていくヒューマンドラマだ。
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  令和4年7月号
令和4年7月号 「もう年だから」…頭から追い出す(89歳で初のエッセー本を出版・大崎博子さん)
 短文投稿によるウェブサービスとして、世界の人々の交流の“場”にもなる「Twitter(ツイッター)」。練馬区の都営住宅に暮らす大崎博子さん(89)にとって、それは78歳のときから人生を輝かせる存在だ。日常の出来事、健康法、そして戦争体験…。それらの「ツイート」(投稿)を追う「フォロワー」は、国内外合わせ15万人を超す。今春には、ツイートをもとにした初の著書「89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた」を発行。
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  令和4年6月号
令和4年6月号 バッハの難曲に挑む(チェロ奏者・大友肇さん)
 日本で数少ない常設の弦楽四重奏団「クァルテット・エクセルシオ」のチェロ奏者、大友肇さん(50)は、ソロ活動にも力を入れている。20日に東京文化会館小ホールで開く「大友肇(チェロ) 無伴奏の世界」ではJ.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」全6曲を中心に演奏。大友さんが「チェリストにとって特別な作品」と位置づけているバッハの曲の中でも、高度な演奏が求められる同組曲を1日で弾き切る。
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  令和4年5月号
令和4年5月号 「何でも全力で楽しむ」(女優・夏樹陽子さん)
 ファッションモデル、歌手、カーレーサーなど、人生のときどきにおいてさまざまな顔を見せてきた女優の夏樹陽子さん(69)。古希を前にした現在も、テレビドラマ、映画、舞台の第一線で活躍。さらに、動画共有サイト「You Tube」で自主制作動画を公開する“ユーチューバー”として、また日本クレー射撃協会の初の女性理事就任など、年齢や性別の隔てなく活動の幅を広げている。そんな夏樹さんが、6月にタンゴ・コンサートに出演、情熱の歌声を披露する。
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  令和4年4月号
令和4年4月号 命を燃やし ビート刻む(タンゴ楽団「チコス・デ・パンパ」リーダー・宮沢由美さん)
 「哀愁漂う音色」と評されるタンゴにおいて、リズムを重視し大編成楽団が一糸乱れぬビートを刻む迫力あるアンサンブルを追究した“ダリエンソ・スタイル”。それを4人の小編成で挑み続けるタンゴ楽団が「チコス・デ・パンパ」だ。「タンゴは恋人」とほほ笑む同楽団のリーダーでピアニストの宮沢由美さん(47)は、先日亡くなった日本におけるタンゴの第一人者である師匠・西塔祐三をしのび、25日に都内で行われるコンサートに向け意気込みを語る。
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  令和4年3月号
令和4年3月号 人生の最終章、悲しみだけではない(ドキュメンタリー監督・信友直子さん)
 認知症の母と、介護に当たる父の日常を描き、大きな反響を巻き起こしたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」。その続編となる「ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえり お母さん〜」が、25日から公開される。映画の主題は認知症、老老介護から、延命治療、看取(みと)りへ…。
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  令和4年2月号
令和3年2月号 絵本「海のアトリエ」で「Bunkamuraドゥマゴ賞」受賞(画家・絵本作家 堀川理万子さん)
 時の流れを絵本に描く—。画家・絵本作家の堀川理万子(りまこ)さん(56)は「それが絵本の醍醐味(だいごみ)かな?」と柔らかな笑みを見せる。自身が絵と文を手掛けた絵本「海のアトリエ」は、昭和30年代の「ひと夏の思い出」と「今」が交差する物語。同作を「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」受賞作に選んだ作家・江國香織は…
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  令和4年1月号
令和4年1月号 役の心を伝えたい(女優・吉行和子さん)
 作家の父・吉行エイスケや兄・淳之介、妹・理恵、そして母・あぐりはドラマにもなった美容師—、という多彩な一家に生まれた女優の吉行和子さん(86)。29日から全国で順次公開される映画「誰かの花」では、認知症が進行する夫を世話し、中年になる独身の息子を案じる老女役で出演。
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