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平成29年12月号 |
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歌舞伎は生き続ける文化(歌舞伎俳優・中村梅玉さん)
約5年前に亡くなった歌舞伎俳優十八代目中村勘三郎が心血を注ぎ、“江戸の芝居小屋”を現代に復活させた「平成中村座」。その舞台「神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)め組の喧嘩」(以下、「め組」)が25日(土)からシネマ歌舞伎として劇場公開される。「め組」で共演した中村梅玉さん(71)は「歌舞伎は“遺産”ではない。生き続けさせるために時代に合った努力をしなければいけない」と話す。 |
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平成29年11月号 |
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過疎化進む町、音楽で活性化(NPO法人ときがわ山里文化研究所)
埼玉県中部に位置するときがわ町。面積の約7割を山林が占め、清流・都幾川(ときがわ)沿いにのどかな風景が広がる。だが、地場産業の「建具」は金属製などに需要を奪われ、高齢化で空き家が目立つ。そんな里山を“音楽の町ときがわ”として再生しようと活動しているのがNPO法人ときがわ山里文化研究所だ。町や地域住民が力を合わせ開催してきた「ときがわ音楽フェスティバル」は… |
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平成29年10月号 |
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平成29年9月号 |
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せりふを生かす“居方”の演技(舞台女優・三田和代さん)
役者としての活動のほとんどを舞台に充てる三田和代さん(74)は「私がやりたいのは言葉の演劇」と明言する。その上で、せりふや派手な動きがないときの演技を「居方(いかた)」と言い表す。「居方が良くないと、せりふが生きてこない」。10月の舞台「トロイ戦争は起こらない」では、平和を求めるトロイの王妃役。だが、とうとうと反戦の弁舌を振るうわけではない。 |
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平成29年8月号 |
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真空管アンプの音、多くの人に“発信”(越谷市の山﨑順一さん)
「ダウンロードで音楽を聴く」というデジタル時代に逆行するかのように、真空管アンプの音を追求しているのが越谷市に住む山﨑順一さん(61)だ。「自分の求める音を出したい」と勤務していた鉄道会社を辞めて、38歳で真空管アンプの専門メーカーを立ち上げた。「デジタル全盛だからこそ、真空管アンプの良い音を一人でも多くの人に知ってほしい」と真空管アンプの低価格化に挑戦している。 |
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平成29年7月号 |
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同世代の仲間とゴスペル歌う(川口市・川口盛人ゴスペル隊)
定年後のシニアにとって大切なものの一つは仲間との交流だろう。しかし、年を重ねるとなかなか新しい友人はできにくい。だけど、趣味を同じくするグループに入って一緒に活動すれば親しくなれるかもしれない。そんなことを感じさせるのがゴスペルを歌う川口市民のコーラス・グループ「川口盛人ゴスペル隊」だ。見ず知らずの人が集まっただけに、最初は“ハモる”こともできなかったが、結成10年目を迎えた今年8月、初の演奏会で美しいハーモニーを披露する。 |
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平成29年6月号 |
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ハスをモチーフに人形制作(人形作家・木暮照子さん)
日本画や日本人形の絵付けに使われる顔料、胡粉(ごふん)を重ね塗りする独自の技法でハスをモチーフにした人形を制作している木暮照子さん(70)。「35年余り前、行田でごみ焼却場の建設現場に咲いたハスの花(古代蓮)を見て衝撃を受けました。それ以来、国内外を問わずハスの花が咲いている場所に出掛けては、人形を作っています」と話す。 |
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平成29年5月号 |
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語り伝えたい「風船爆弾」(さいたま市の福島のりよさん)
児童文学に長年携わってきた福島のりよさん(79)はある日、県内のデパート催事場で目にした「風船爆弾」という言葉に衝撃を受けた。それから、とはいうもの風船爆弾に関係する地域を訪ね回った。打ち上げの地・茨城県大津町や福島県勿来(なこそ)地区、それに風船爆弾で唯一死者が出たアメリカ・オレゴン州の田舎町にも足を運んだ。 |
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平成29年4月号 |
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蜷川幸雄追悼公演で熱演(「さいたまゴールド・シアター」女優・重本惠津子さん)
演出家の故・蜷川幸雄が創設した高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」の代表作「鴉(からす)よ、おれたちは弾丸(たま)をこめる」が14日(金)から蜷川幸雄一周忌追悼公演として彩の国さいたま芸術劇場大ホールで約3年ぶりに上演される。同公演で裁判長らを裁く“虎婆(とらばばあ)”の役で出演しているのが重本惠津子さん(91)。劇団が発足した11年前から入団し活躍してきた同劇団最年長の女優だ。 |
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平成29年3月号 |
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母がレビー小体型認知症、体験基に映画づくり(映画監督・熊谷まどかさん)
見えないはずの人や物が見える「幻視」などが特徴的な症状とされる「レビー小体型認知症」。母親がこの病気と診断された映画監督の熊谷まどかさん(48)は、自分の体験を基に劇映画を作った。11日から上映される「話す犬を、放す」。自身初の長編作品への思いを熱っぽく語る。「映画がレビー小体型への理解が進む一助になれば…」。ただ、啓発だけが目的の映画ではない。 |
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平成29年2月号 |
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平成29年1月号 |
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「足尾銅山」描き続け40年(画家・鈴木喜美子さん)
1980年代から約40年、「足尾銅山」を描き続けている画家・鈴木喜美子さん(73)がこのほど、草加市に私設美術館「ミュゼ 環(かん)鈴木喜美子記念館」を開設。これまで描いてきた300号の大作を含む100枚を超える作品の一部が展示されている。足尾銅山というと、日本における公害の原点といえる場所。 |
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