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令和元年12月号 |
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脇役の生き方 “寅さん”で学ぶ(俳優・前田吟さん)
かつて日本中を笑いと涙で包み、国民的人気を誇った映画シリーズ「男はつらいよ」(山田洋次監督、渥美清主演)。その公開第1作から50周年となる2019年、50作目の最新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」が上映される。シリーズ第1作から“寅さん”の妹・さくらの夫、諏訪博役で出演している俳優の前田吟さん(75)は、「1作から50作まで全て出演でき、あらためて俳優を続けていてよかったな、と思いました… |
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令和元年11月号 |
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「片づけは幸せをつくる」(“スーパー主婦”・井田典子さん)
“片づけの達人”、“スーパー主婦”—。テレビ番組や講演会でこう紹介される井田典子さん(59)は、片づけを「これから先の人生に必要なものを選ぶ作業」と言い表す。「それは『自分には何が大切か?』といった、内面の対話を促します」。自著「『ガラクタのない家』幸せをつくる整理術」では、昨年引っ越しをした井田さん自身の新居を公開した上で、整理・収納のノウハウだけでなく、「心への効用」も説いている。 |
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令和元年10月号 |
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フルートとハープの調べで「世界一周」(フルート奏者・神崎愛さん)
「『フルートとハープで綴る世界の旅』と題し24日、川口総合文化センター・リリア音楽ホールで公演をします。日本から始まってヨーロッパ、南北アメリカと名曲で世界一周の気分を味わってもらおうという趣向です」と話すのはフルート奏者の神崎愛さん(67)。今回の公演は、フルートとハープのコンサート企画の第1弾。「フルートとハープは楽器の相性がすごくいいんです」と言う。 |
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令和元年9月号 |
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年を重ねても成長できる(女優・中尾ミエさん)
“新しい高齢者”がロックバンドを結成するミュージカル「ザ・デイサービス・ショウ〜It's Only Rock'n Roll」。その「グランドフィナーレ公演」が10月5日、志木市で行われる。主演に加え、プロデュースも手掛ける中尾ミエさん(73)は、「バンドメンバーの平均年齢は76歳になった」と笑みを見せる。初演時は、「(担当する)楽器は初めてという人もいた」と話すが、「その後の上達は予想をはるかに超えた」。 |
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令和元年8月号 |
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山本五十六演じ「茶目」と葛藤を表現(俳優・舘ひろしさん)
3000人を超す乗員と共に海中に没した戦艦「大和」。その建造計画をめぐる頭脳戦を描いた劇映画「アルキメデスの大戦」が現在、全国で公開されている。同作で海軍少将時代の山本五十六を演じた舘ひろしさん(69)は、「英明でありながら、気さくでウイットにも富んでいた」と、山本の人柄を推し量る。「演技のキーワードは『茶目』でした」。半面、「五十六は対米戦争を危ぶみながらも、開戦に備え作戦を練っていた」と指摘する。 |
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令和元年7月号 |
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東京キューバンボーイズ「結成70周年」(バンドマスター・見砂和照さん)
戦後、日本に到来したマンボ旋風を背に一世を風靡(ふうび)したラテン・ビッグバンド「見砂直照(みさご・ただあき)と東京キューバンボーイズ」(TCB)。一度は解散したものの、2005年に復活した同バンドの結成70周年記念コンサートが12日に開かれる。率いるのは亡き父のあとを継ぎバンドマスターとなった見砂和照(かずあき)さん(67)。 |
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令和元年6月号 |
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令和元年5月号 |
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「剣豪・宮本武蔵の実像」に迫る(映画監督・三上康雄さん)
中学から大学にかけて剣道に熱中していた映画監督の三上康雄さん(61)にとって、剣豪・新免(宮本)武蔵はヒーローであり、憧れの人だった。しかし、時がたつにつれ「本当の武蔵とはどんな人だったのか」と思うようになる。そんな三上さんが、江戸時代初期を生きた剣豪の実像に迫るべく製作したのが映画「武蔵—むさし—」だ。 |
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平成31年4月号 |
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「音楽に生かされている」(“左手のピアニスト”舘野泉さん)
脳出血から再起して15年—。「左手のピアニスト」として活躍する舘野泉さん(82)は、「僕は音楽に生かされている」と柔和な笑みを見せる。右半身は不自由なままだが、「左手の表現の可能性は大したもの」。募金を基に「左手の作品」の作曲を依頼し、レパートリーを100曲以上に増やしている。「左手のピアノが世界の音楽の一ジャンルとして根付いてきた」。 |
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平成31年3月号 |
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「猫と人、共生の物語」(動物写真家・岩合光昭さん)
「カメラを向ける前に、いつも『この猫はどんな性格の猫なのか』とじっくり観察しています。それが分かると、カメラアングルも変わってくるんです」と話す動物写真家の岩合光昭さん(68)。「猫も人間と同じで一匹一匹、個性が違う」と考える彼の撮った猫たちは生き生きしていて、見る人を楽しませる。 |
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平成31年2月号 |
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歌も趣味も全力で楽しむ(歌手・マイク眞木さん)
フォークソング黎明(れいめい)期の大ヒット「バラが咲いた」(1966年)に代表される歌手活動のほか、楽曲の提供や俳優としても活躍するマイク眞木さん(74)。芸能活動の傍らアウトドアやモータースポーツなどの趣味も謳歌(おうか)し、生涯通して青春を生きる “人生の達人”としても注目を集めている。 |
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平成31年1月号 |
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年を重ねながら…心ふくよかに(女優・羽田美智子さん)
エリート刑事、老舗旅館のおかみ、農家の主婦…。女優の羽田美智子さん(50)は「若い頃より、できる役柄が広がりました」と声を弾ませる。11日公開の劇映画「この道」では、作家・与謝野晶子の役。反戦詩として有名な「君死にたまふことなかれ」を作りながらも、後に戦争賛美の作品を公にした胸中に思いをはせる。「その葛藤を表現するのは、易しくなかったです」。 |
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