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母の入居に罪悪感 豊島区/54歳女性 |
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認知症の母が一人で暮らすのはもう限界と、家族で話し合って、老人ホームに入ってもらいました。母のことを常に心配していた生活から私は解放されましたが、母に会いに行くたび「いつ帰れるの?」と尋ねてくるのがつらく、罪悪感が募ります。どう考えればよいでしょうか。
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中村寿美子代表 |
周囲は自宅での生活はもう無理と分かっていても、お母さま自身が納得できておらず、大きな環境の変化に戸惑っていらっしゃるのでしょう。
大切なのは、「帰りたい」という気持ちを否定するのではなく、和らげることです。居室に使い慣れた家具やお気に入りの小物を持ち込んで、居心地の良い環境に整えてあげましょう。お母さまの帰宅願望が消えることはなくても、安心できる環境であれば、徐々に「ここが自分の居場所」と感じてもらえるはずです。
老人ホームでは、スタッフに見守られながら生活でき、仲間もいて、入居者のためにさまざまな催しも用意されています。認知症の場合は、家族が介護するよりもプロに介護をお任せするほうが良い影響が出ることもあります。とはいっても、家族にしかできないこともあります。会いに行ったときには、優しい言葉をかけて、お母さまが笑顔になるような楽しい時間を過ごしてください。あなたは今できる精いっぱいのことをやられています。申し訳ないという、その気持ちは十分にお母さまに伝わっていると思います。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(要予約) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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