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「終活」に尻込み 目黒区/63歳女性 |
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終活セミナーに行ってきた友人からエンディングノートをもらいました。ざっと目を通しましたが、かなり個人的でデリケートな内容について書くようになっていて、尻込みしています。こういうことはやっておいたほうが良いのでしょうか。
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中村寿美子代表 |
今はやりの「終活」(人生の終わりに向けた活動)ですが、自分の老いや死と向き合うのを無意識に避けてきた人にとっては、気の重い作業でしょう。人生観や死生観は人それぞれで、人から言われたから始めるというものでもありません。それでも、「いざ」や「もしも」のときは必ずやってきます。心身ともに健康なうちにできる準備を進めることは、自分だけでなく、残された家族のためでもあるのです。
エンディングノートに法的拘束力はありませんが、ノートの有無で家族の負担は大きく変わります。終末期医療、預貯金、負債、生命保険、葬儀、墓、万一の際に知らせてほしい人など、どれも子どもの側からは聞きづらいことです。「これまですべて家族任せだったので、これからもそうしたい」というのであれば、(家族は困るでしょうが)そういう意思を示しておけば良いのです。
最近の終活は、人生のしまい方というよりも、今後をより豊かに前向きに生きるための準備と捉えられています。エンディングノートはその第一歩。「今は決めたくない」という項目はそのままに、気負わず、書けそうなところから始めてみてはどうでしょうか。きっと何か新しい気付きが得られると思います。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(要予約) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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