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認知症の母の介護 豊島区/63歳男性 |
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同居している85歳の母が、レビー小体型認知症と診断されました。あるはずのないものが見えるようで、「窓から男の人がのぞいているので怖い」といったことを訴えてきます。誰かがそばにいるとそういうことはないので、昼も夜も私か妻がついているようにしていますが、このままでは、私たちの生活がどうにかなってしまいそうで不安です。
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中村寿美子代表 |
認知症というと、もの忘れや徘徊(はいかい)といったイメージがありますが、レビー小体型認知症の場合、初期の段階では記憶障害は目立たず、実際には存在しないものが見える「幻視」が特徴的な症状です。本人にははっきりと見えているので、周囲がむやみに否定するのは逆効果です。十分に話を聞いて安心させてあげるのが良いのですが、24時間一緒にいる家族にとっては、なかなか大変なことです。
いずれは介護施設への入所も選択肢に入るかもしれませんが、目下、自宅で介護するうえで大切なことは「介護する側が自分の時間をつくること」、「家族だけで抱え込まないこと」です。お母さまは周囲に誰かがいると落ち着いているということなので、デイサービスやショートステイを利用するのも良いと思います。家に泊まり込んで見守りケアをしてくれる自費サービスが利用できるようなら、自分たちが外泊するのも良いでしょう。
また、当事者だからこそ分かりあえる悩みや苦労もあります。同じ病気を抱える本人や家族の会に参加してみると、思わぬヒントが得られるかもしれません。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(要予約) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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