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要支援がなくなる? 中央区/70歳男性 |
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年をとってもできる限りは愛着のある自宅で暮らしたいと思っています。いざとなれば介護保険があるので安心と思っていましたが、介護保険から要支援がなくなるという話を聞きました。どういうことでしょうか。
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中村寿美子代表 |
介護保険制度が始まったのは2000年。3年に1度制度が見直され、これまでもさまざまな改正が行われてきました。昨年の改正では、「要支援1・2」と認定された人向けのサービスの一部が、介護保険による「給付」から自治体の「総合事業」に移ることになりました。
これまで国が大きな権限を持っていたのですが、この総合事業に関しては、サービス内容も報酬単価も地域の実情に合わせて市町村に委ねられることになりました。今後は、これまでサービスを行ってきた介護事業所に加えて、NPOや民間団体、地域住民のボランティアなど多様な担い手によるサービスが始まります。17年度末までの移行事業ですが、既にコミュニティーカフェやボランティアによる掃除・買い物などのサービスを始めている自治体もあります。
高齢者人口の増加により、介護保険で利用できていたサービスが今後は使えなくなることも十分考えられます。ますますボランティアや地域の助け合いが必要となり、高齢者自身が支える側にまわることもあるでしょう。
これからは、自分が住む自治体がどういう取り組みをしているのか、その動向を注意深く見ていくことが大切になります。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(要予約) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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