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高齢の父の運転が不安 新宿区/50歳男性 |
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地方の実家で83歳の父が一人で暮らしています。車がないと不便な地域なので、ちょっとした距離でも車を運転して出掛けています。電話で話す限り、父に変わったところはありませんが、高齢者による交通事故が報じられるたび不安になります。どうすればよいでしょうか。
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中村寿美子代表 |
交通事故の発生件数が減っている一方で、高齢ドライバーの起こす事故は増えています。個人差はありますが、高齢になると身体機能やとっさの判断力が衰えるため、ハンドルやブレーキ操作が遅れたり、アクセルとブレーキの踏み間違いを起こしたりすることもあり得ます。
実家に帰った際には、お父さまの車に傷やへこみがないか、また、同乗してみて今までと違うところはないかチェックしてみてください。安全に運転できないと思えば、運転をやめてもらわなくてはなりません。本人が運転能力の衰えを自覚して、自発的に運転免許を返納するならひと安心ですが、車の運転が生きがいや楽しみという人もいますので、そう簡単にはいかないでしょう。各地の運転免許センターでは、家族からのこういった相談が増えているそうです。
交通機関が整備されていない地域では、車は生活の足です。足代わりになってくれる誰かがいなければどこへも行けなくなってしまいます。「行きたいところに自分で行ける」というのは、生活の質にも関わる大切な問題です。自治体によっては、返納者を支援するために、コミュニティーバスや乗り合いタクシーの運行、買い物支援サービスといった対策を講じているようです。また、この際思い切って交通の便の良い場所に住み替えてもらうという選択肢もあるかと思います。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(要予約) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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