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認知症の兄をホームへ 目黒区/84歳女性 |
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兄が認知症になって手が掛かるという理由で、兄の妻と娘が(兄を)老人ホームに入れようとしています。昔から義姉は、口を開けば兄の愚痴や悪口ばかり言い、夫婦仲がうまくいっているとは思えません。私にとって兄はたったひとりの身内なので、兄がふびんでなりません。私にできることはありますか。
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中村寿美子代表 |
お兄さまをより良い環境で過ごさせてあげたいというお気持ちは当然ですが、自分がお兄さまを引き取ってでも面倒をみる心積もりはありますか。そのくらいの覚悟がなければ、今回は口を出すべきではないと思います。はたから見ればひどい妻であっても、夫婦には夫婦にしか分からないこともあります。ここまで別れずに過ごしてきて、もしかしたら、今一番つらいのはお兄さまの家族かもしれません。
認知症の介護は、家族だけで担うには限界があります。虐待につながるケースもあります。家族がホームに預けるという選択をされたのであれば、それを尊重して手助けするのがよいのではないでしょうか。自宅で暮らすことがベストとは限りません。家庭で邪険に扱われるよりは、プロの介護を受けた方が幸せということも考えられます。
ホームに入れば、これまで以上に、あなたが自由に会いに行くこともできます。たまには食事や散歩に連れ出してあげるといったことも可能です。顔を見に行って、話し掛けたり、手足をマッサージしてあげたりするだけでも、あなたの気持ちが楽になるのではないでしょうか。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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