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両親の入居に反対 港区/47歳女性 |
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80代の両親と娘である私の3人で暮らしています。両親から「自宅を売却して夫婦で有料老人ホームに入ることにした」と言われ、憤慨しています。元気で何も困っていないのに、家を売ってまでホームに入ることはないと思うのですが、私の考えはおかしいですか。私は仕事もしており、金銭的に困ってはいるわけではありません。
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中村寿美子代表 |
ほとんどの高齢者が、「住み慣れた自宅で最期まで暮らしたい」と思っています。ご両親にとって、元気なうちに老人ホームに居を移すという選択をすることは、一大決心だったはずです。
つい「いつまでも親は元気」と思いがちですが、80代といえば、いつ何があってもおかしくありません。そうなったとき、娘のあなたに介護の負担を負わせたくないという思いが根底にあるのではないでしょうか。入居するにはまだ早いと思われるかもしれませんが、健康だからこそ新しい環境になじむことができるのです。また、要介護状態になってからでは、夫婦一緒に生活できるホームを探すのは至難の業です。
なぜ親のホーム入居がそんなに嫌なのか、自分の気持ちを整理してみることです。実家がなくなるのが不安、親と一緒に暮らせなくなるのが寂しい…、といった感情がまず思い浮かぶようであれば、自分本位な要求ではないでしょうか。ご両親は、先に逝くであろう自分たちの老後と、残される娘の幸せを見据えて決断されたはずです。これを良いきっかけとして、あなた自身も人生を一歩踏み出してみてはどうでしょうか。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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