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介護居室が狭い 新宿区/80歳女性 |
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自立型の有料老人ホームをいくつか見学しました。驚いたのは、介護が必要になったときに移る居室が狭いことです。せっかく高いお金を払って広い居室に入ったのに、介護状態になると狭い居室に移動させられるのは納得できません。どう考えたらよいのでしょうか。
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中村寿美子 |
自立型ホームの居室は、一般のマンションと同様のつくり(ワンルーム〜3LDK)で、居室には台所や浴室が付いています。一方の介護居室は、たいてい18平方メートル前後で、水回りはトイレと洗面台があるくらいです。
自立型ホームの介護居室は数が限られているので、ある程度までは自室で介護を受けながら暮らせますが、常に見守りや介助が必要となれば介護居室に移ります。住み替える場合の判断基準や手続き、居室の権利の移動、居室面積の減少による費用の精算などについてはホームごとに定められており、重要事項説明書に明記されています。
元気な時点では、狭い居室に抵抗を感じるのも当然ですが、心身の状況が変化すれば住まい方も変わってきます。体の機能が低下しても自分の力で生活しやすく、介護しやすいように設計されているのが介護居室です。とはいえ、自立型のホームは健康で過ごす時間のほうが長いわけですから、介護のことばかり考えるのではなく、自分が毎日楽しく生活することを想定してホームを選ばれるのが良いと思います。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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