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母とどう接するか? 北区/60歳女性 |
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早い段階から自宅をリフォームし、健康に気を配ってきた母(83)が転んで骨折しました。入院してからはすっかり元気がないのです。あれだけ活動的だった母が出された食事を取ろうともしません。「死にたい」とまで言う母にどう接するのが良いのでしょうか?
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中村寿美子 |
「年を取ったら転ぶな、風邪ひくな…」といわれるように、高齢者の骨折は寝たきりにつながることがあります。お母さまは人一倍健康に留意されてきた人だけに、落胆が大きいのだと思います。
また、娘に迷惑を掛けている自分が申し訳ないという気持ちもあるのでしょう。この先、リハビリなどで状況が良くなる見込みがあるなら、「歩けるようになったら家に帰ろう」とか、「温泉に行こう」という目標を考えてあげてはどうでしょうか。さらにあなたが頻繁に顔を見せるだけでも、自分のことを大切に思ってくれる人が身近にいるという安心感につながり、心の支えになるはずです。
病院にかかれば元の状態に戻るのが当たり前だった若いころと83歳の今では違います。自分の老いを受け入れるのは簡単ではありませんが、ある意味「開き直る」ことによって違った心境になることもあるようです。ただ、「老人性うつ病」や「認知症」が考えられるケースもありますので、その場合は専門医に相談することをおすすめします。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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