|
身元引受人の心構え 港区/75歳女性 |
|
|
老人ホームに入居している叔母を久しぶりに訪ねた際に、ホームの職員から「最近、飲み込む力が弱くなってきたようです」と言われました。特に何をしてほしいと言われたわけではありませんが、身元引受人として、心掛けておくことがあるのでしょうか。
|
中村寿美子 |
ホームの職員としては、日頃の様子を伝えただけで、意図があってのことではないと思いますが、気になるのであれば、施設長やケアのリーダーに直接お尋ねになってみるのがいちばんです。それまでの経験から、この先どういう事態が考えられるかといったことを教えてくれるはずです。
一般的には、飲み込む力が低下すると、食べ物が気管に入ってしまう誤嚥(ごえん)になりやすく、誤嚥性肺炎を起こす人もあります。それで入退院を繰り返すようになれば胃ろうを勧められることもあります。こういった介護方針の決定や同意を求められるのが身元引受人です。そのときに本人の意思が確認できなければ身元引受人に判断が委ねられます。
人間は口から食べることが元気の源といわれます。そのためにたいていの老人ホームでは、食事が楽しくなるように、味や見た目、食べやすさに工夫を凝らし、入居者の状態に合わせて、やわらかく調理したものやとろみをつけた献立を提供しています。
入居先のホームの取り組みを知ったうえで、ある程度の想定をしておくと、いざというときに慌てないですみます。
|
◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
|
| |
|