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ホーム費用と夫の定年 港区/59歳女性 |
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在宅介護を経て、姑(しゅうとめ)が有料老人ホームに入って5年になります。何かあれば私がお世話をし、ホームとの窓口になってきました。夫と義姉(夫の姉)は、都合の良いときに訪ねるだけです。また、ホームの費用はわが家の家計から出していますが、夫は来年定年を迎えます。自分たちの生活を考えると不安で、私一人が気をもんでいます。今後どうすればいいのでしょうか。
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中村寿美子 |
息子の妻が介護を担っている割合は年々低くなっているなかで、50代という若さで、これまで本当によくやってこられたと思います。昔と違って、きょうだいの数が少なくなったので、夫は夫の親、妻は妻の親の介護をする「介護は実子」というのが近年は増えているようです。
ホームの費用負担については、お姉さまを含め、家族で話し合う必要があるでしょう。場合によっては、ホームを移ることも考えられます。経済的なことが心配とのことですが、気が休まらないのは、知らん顔の義姉、自分たちの人生設計を考えない夫への歯がゆい思いがあるからではないでしょうか。
介護の問題は家族の問題であり、夫婦の問題でもあります。夫婦関係がよければ、それほど介護でもめることはありません。
以心伝心を期待せず、できないことははっきりと伝え、自分の健康と生活を第一に考えるようにしてください。あなたの苦しさを夫が受け止めてくれるならば、これから長く続く夫婦の生活は心穏やかなものになると思います。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
東京都中央区日本橋1の7の9 ダヴィンチ日本橋179ビル4階 |
交通 |
地下鉄日本橋駅徒歩4分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-6262-0791 |
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