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ホームの保全措置とは 世田谷区/60歳女性 |
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父のために有料老人ホームを検討しています。入居一時金としてまとまったお金を納めれば月々の支払い額が少なくなるのは魅力的ですが、もしもホームが倒産してしまったらと思うと、高額のお金を一度に払うのは抵抗があります。ホームの営業担当からは、「保全措置」があるので大丈夫と言われましたが、どういうものでしょうか。
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中村寿美子代表 |
入居一時金の「保全措置」とは、ホームの倒産によって入居者が退去せざるを得ない状況となった場合に、入居一時金の未償却部分が補償される制度です。倒産したホームに代わって、銀行や保険会社、有料老人ホーム協会などが、契約に基づいた金額を支払います。平成18年4月以降に開設した有料老人ホームにはこの制度への加入が義務づけられています。
有料老人ホームを運営しているのは民間の事業者なので、絶対に倒産しないとはいい切れません。しかしホームが倒産して入居者が強制退去させられたという話を聞くことはめったにないと思います。大ごとになる前に行政が動いて入居者の受け入れ先を確保するか、他の会社がそのまま事業を引き継ぐケースがほとんどだからです。
とはいっても、事業主体が変わればサービス内容も変わるので、入居者や家族にとっては大きな問題です。ホームを選ぶ際には、保全措置の有無だけでなく、運営会社に問題はないか(いいかげんな経営をしていないか)という判断も必要です。
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◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約なしでも可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 |
住所 |
港区芝5の20の14三田鈴木ビル3階(1階は野村証券) |
交通 |
JR田町駅三田口徒歩1分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-5730-9046 |
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