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認知症の母と定年の兄 北区/55歳女性 |
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独身の兄が認知症の母と2人で暮らしています。私も週に一度は訪ねてはいますが、(兄が定年退職したのをよいことに)認知症が進行してきた母を兄に押し付けている後ろめたさを感じています。私に何ができるでしょうか。
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中村寿美子代表 |
病気と分かっていても認知症のお母さまを受け入れて一緒に暮らすということは、相当大変なことです。介護のほかに家事の負担もありますから、特に男性介護者にとっては心身共に重労働です。
勤めているころは会社という逃げ場があったと思いますが、現在のお兄さまにとって気分転換の場はありますか。仕事人間だった人は近所付き合いがなく、話し相手も少ないと推測されます。弱音を吐けずに、すべてを抱え込んでしまう恐れがあると、あなたも感じているのではありませんか。
デイサービスやショートステイの利用を提案したり、調理の負担を減らすために配食サービスの情報を差し上げたらいかがでしょう。離れて暮らす人が多くの時間を割くことはできません。大切なのは、介護している人に感謝の気持ちを忘れず「何かあればいつでも飛んでいくからね」というメッセージを発し続けることです。相談できる人がいるというだけで心強いはずですよ。 |
◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約なしでも可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 (土曜は4時) ※ 営業時間内は予約なしで相談可 |
住所 |
港区芝5の20の14三田鈴木ビル3階(1階は野村証券) |
交通 |
JR田町駅三田口徒歩1分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-5730-9046 |
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