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自宅を売却して娘を援助したい 練馬区/73歳女性 |
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夫が亡くなってから15年間ひとりで暮らしてきました。近所にマンションを購入する娘家族が、一緒に住まないかと言ってくれています。自宅を売却すれば、金銭的な援助もできるので、中学生、高校生の子どもを抱える娘夫婦は助かると思います。友人たちは、私の考えは甘いと言いますが、そうでしょうか。
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中村寿美子代表 |
子どもにお金がかかる時期の娘さんにとって、お母さまからの援助はうれしいものでしょう。ただ、お金を出したら口も出したくなるのが人間です。押し付けがましい援助であれば、かえってこれまでの関係を壊してしまうこともあります。
自分の老後は、いずれ娘が面倒をみてくれると期待しているかもしれませんが、この先何が起こるか分かりません。自宅を売却したお金は、自分の将来の介護費用としてしっかり残しておくことをお勧めします。娘さんにとっても、本当はそのほうが何倍もありがたいことなのです。
また、独居高齢者より、家族と同居している高齢者のほうがより孤独を感じるといいます。孤独とつきあう覚悟も必要です。自宅を処分しないで、3カ月でも半年でも一緒に暮らしてみて、それから決断してもよいのではありませんか。 |
◎介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館
個別相談 |
無料 |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 (土曜は4時) ※ 営業時間内は予約なしで相談可 |
住所 |
港区芝5の20の14三田鈴木ビル3階(1階は野村証券) |
交通 |
JR田町駅または地下鉄三田駅徒歩1分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-5730-9046 |
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