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最期への準備 中野区/52歳女性 |
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健康診断で肝機能障害を指摘され検査入院した父は、結局末期の肝臓がんでした。「治療はしないで、このまま家で最期まで暮らしたい」という父の希望を、家族としてはできるだけかなえてあげたいと思います。どのような準備と覚悟が必要でしょうか?
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中村寿美子代表 |
末期と宜告されて、「残された時間を家族とともに住み慣れた自宅で」と願う人は多いと思います。ある期間は今まで通りの生活が可能かもしれません。在宅療養で最も重要なのは、定期的に自宅を訪問して診療してくれる「主治医」との関わりです。訪問看護と連携して、場合によっては夜間や休日でも対応してくれる体制が不可欠となります。
点滴が必要なときもくるでしょう。家族と顔を合わせやすくくつろげる居室、そこを中心とした生活環境の整備が必要になります。介護ベッドや車椅子のレンタルなど介護サービスも利用するためには要介護認定が必須になります。痛みのコントロールが必要になったときが正念場でしょう。お父さまが穏やかな最期を迎えるためには、医師とよく相談することと、家族が自然体で接することが大切です。 |
◎介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館
個別相談 |
無料 |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 (土曜は4時) ※ 営業時間内は予約なしで相談可 |
住所 |
港区芝5の20の14三田鈴木ビル3階(1階は野村証券) |
交通 |
JR田町駅または地下鉄三田駅徒歩1分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-5730-9046 |
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