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入居時の説明と契約内容が違う 国立市/60歳女性 |
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85歳の父は昨年、入居金なしの月払い契約で介護型ホームに入居しました。本人も家族も気に入っているので終身契約に切り替えたいとホームに申し出たところ、ことしからは年契約と月契約の2種類しかないと言われました。入居する時点では終身契約もあると説明されたのに、いつの間にか変わっていました。ホームの契約内容はたびたび変更になるのでしょうか。
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中村寿美子代表 |
契約内容を変更するには、それなりの手続きが必要です。有料老人ホームの契約方式には、(1)利用権方式(2)終身建物賃貸借方式(3)建物賃貸借方式(4)分譲方式の4種類があります。
質問にある月契約、年契約は(3)の建物賃貸借方式になります。ホームによっては(1)と(3)を自由に選択できるようなところも多く、それはパンフレットに表示されています。途中でシステムや料金を変更する場合は、運営懇談会で入居者や家族に説明があるはずです。
ホームが勝手に変更を決めて何の案内もなかったということは、そのほかのことでも懇談会に諮らずに一方的な決定をし、実行される恐れがあるので要注意です。
介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館 館長 中村寿美子
TEL:03-5730-9046 |
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