定年時代
定年時代はアクティブなシニア世代の情報紙
ASA(朝日新聞販売所)からお届けしています
会社概要 媒体資料 送稿マニュアル
広告のお申し込み イベント お問い合わせ
個人情報保護方針 サイトマップ  
HP更新日 → 新聞発行日の翌々日(水曜日)
新聞発行日 → 第1月曜日:東京/埼玉/千葉/横浜・川崎/茨城
  第3月曜日:東京
トップ 東京版 埼玉版 千葉版 横浜・川崎版 茨城 高齢者施設 プレゼント
旅行 | おすすめ特選ツアー | 趣味 | 相談 |  | 仕事 | 学ぶ | これは便利これは楽々 | リンク | インフォメーション
定年時代
 
  法律 平成29年9月上旬号  
相続放棄できる期間  足立区/51歳女性

 不動産業を営んでいた父がおととし亡くなりました。父は遺言書を作成しており、それによると財産は債務を含めて、長男1人に全てを相続させると書いてありました。そのため、(長女である)私は相続に関する手続きは何もしていません。

 1年半が経過したとき、ある人から父が連帯保証人となっているから保証債務を支払ってほしいとの催告書を受け取りました。父が亡くなってから3カ月以上過ぎていますので相続放棄は無理でしょうか。


 結論から申し上げますと、催告書を受け取った時から3カ月以内なら相続放棄はできると考えます。

 民法第915条1項本文の「自己のために相続の開始があったことを知った時」を文字通りに解釈すれば、父が亡くなったことを知っているということは、相続開始があったことを知った時となるから、それから3カ月経過することによって放棄はできないことになります。

 しかし、これではあまりにも形式的な解釈となって、相続放棄の機会を失わせることになり、相続人に酷な結果となります。そこで裁判所は以下のような判断をしています。まず相続放棄をしなかったのが、相続財産が全く存在しないと信じたためであること。かつ、このように信ずるについて相当な理由がある場合には、3カ月という期間は、相続人が相続財産の全部もしくは一部の存在を認識した時、または通常これを認識して当然だと思われる時から起算するのが相当であるとしています。

 あなたの場合も父親の遺言で長男に積極財産はもちろん、消極財産である債務も相続させると定めてあったので、相続については一切関係なく責任を負うことはないと考えたからこそ放棄をしなかったので、このことは相当な理由に当たると考えます。

 換言するならば、その時点で債権者から連帯保証債務についての請求があったなら、相続放棄をしていたであろうという事情は相当な理由に該当するのです。

 したがって、債務の催告の通知を受け取ってその内容確認をした時から3カ月以内なら相続放棄ができることになります。

弁護士 山下英幸
TEL:03-3508-0581

ポイントページの先頭へ
相談
→ 介護
最新号
令和5年過去の記事一覧
令和4年過去の記事一覧
令和3年過去の記事一覧
令和2年過去の記事一覧
令和元年過去の記事一覧
平成31年過去の記事一覧
平成30年過去の記事一覧
平成29年過去の記事一覧
平成28年過去の記事一覧
平成27年過去の記事一覧
平成26年過去の記事一覧
平成25年過去の記事一覧
平成24年過去の記事一覧
平成23年過去の記事一覧
平成22年過去の記事一覧
平成21年過去の記事一覧
平成20年過去の記事一覧
平成19年過去の記事一覧
   
法律
最新号
令和5年過去の記事一覧
令和4年過去の記事一覧
令和3年過去の記事一覧
令和2年過去の記事一覧
令和元年過去の記事一覧
平成31年過去の記事一覧
平成30年過去の記事一覧
平成29年過去の記事一覧
平成28年過去の記事一覧
平成27年過去の記事一覧
平成26年過去の記事一覧
平成25年過去の記事一覧
平成24年過去の記事一覧
平成23年過去の記事一覧
平成22年過去の記事一覧
平成21年過去の記事一覧
平成20年過去の記事一覧
平成19年過去の記事一覧
   
医療
最新号
平成27年過去の記事一覧
平成26年過去の記事一覧
平成25年過去の記事一覧
平成24年過去の記事一覧
平成23年過去の記事一覧
平成22年過去の記事一覧
平成21年過去の記事一覧
平成20年過去の記事一覧
平成19年過去の記事一覧
   
定年時代読者のためのおすすめ特選ツアー
 
 
定年時代
トップ | 会社概要 | 媒体資料 | 送稿マニュアル | 広告のお申し込み | イベント | お問い合わせ | 個人情報保護方針 | サイトマップ
当ホームページに掲載されている全ての文章、写真、イラスト等の無断複製・転載を禁じます。
Copyright Shimbun Hensyu Center Company. ALLrights reserved.