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  茨城版 令和3年過去の記事一覧  
  令和3年12月号
令和3年12月号 命尽きる覚悟で歌う(シンガー・ソングライター小椋佳さん)
 「さらば青春」を収めたファーストアルバム「青春〜砂漠の少年〜」(1971年)発表から半世紀、さまざまな歌手への楽曲の提供のほか、自らもステージで歌い続けてきたシンガー・ソングライター小椋佳さん(77)。2014年には「生前葬コンサート」を開催し世間を驚かせたが、以降も“第二の人生”として「余生」を生き、活動を継続。そんな小椋さんがファイナル・コンサート・ツアー「余生、もういいかい」をスタートさせ、来年1月には都内のステージに立つ。
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  令和3年11月号
令和3年11月号 地球に優しく、「生きる力」育む…手仕事(生活史研究家・小泉和子さん)
 戦前・戦中・戦後の暮らしを母娘の視点でつづったドキュメンタリー映画「スズさん〜昭和の家事と家族の物語〜」が、6日から都内で上映される。専業主婦として生きた母の“スズさん”を敬慕する生活史研究家・小泉和子さん(87)の証言と、空襲や家事の記録映像から成る作品だ。生前の母の「手仕事」を映像に収めていた小泉さんは…
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  令和3年10月号
令和3年10月号 孤島のジャングルに30年、“人間・小野田寛郎”演じる(俳優・津田寛治さん)
 1974(昭和49)年3月、フィリピン・ルバング島から元陸軍少尉・小野田寛郎が30年ぶりに帰国—。平和な日本に太平洋戦争という“歴史”が突如、出現したかのようだった。このとき、多くの日本人がねぎらいの気持ちとともに「なぜ? どうやって…」と思った小野田寛郎のジャングルでの30年を描いた映画「ONODA 一万夜を越えて」が8日から全国公開される。平時の日本でどう評価するかが難しい小野田寛郎。
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  令和3年9月号
令和3年9月号 「日立鉱山煙害」克服の歴史を紙芝居で(日立市・「大煙突とさくら100年プロジェクト」代表の原田実能さん)
 日立鉱山の煙害(環境破壊)と闘った若者たちを描いた新田次郎の小説「ある町の高い煙突」が2019年に映画化された際、映画製作に協力した日立市在住のボランティア団体「映画『ある町の高い煙突』を応援する会」。このときの同会メンバーを中心に「大煙突とさくら100年プロジェクト」が新たに発足し、このほど紙芝居「大煙突とさくらのまち」のお披露目会を催した。
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  令和3年8月号
令和3年8月号 怒りを超えて…「許す心」(米国在住の臨床心理医・美甘章子さん)
 被爆のドキュメンタリーをアメリカ発で—。米国在住の被爆2世・美甘章子(みかも・あきこ)さん(59)は、全国公開中の映画「8時15分 ヒロシマ 父から娘へ」を、若い米国人スタッフと共に製作した。核廃絶の思いから、至近距離で被爆した父・進示さんの体験を克明に再現。その上で、「もう一つのテーマを作品に託した」と話す。それは昨秋、94歳で生涯を閉じた進示さんが抱いていた「許す心」。
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  令和3年7月号
令和3年7月号 「人生ネバギバや‼」(俳優・赤井英和さん)
 「人生ネバギバ(ネバーギブアップ)や!」。コロナ禍をはじめ、ままならぬ今の世を生きる人々にエールをおくるのは、俳優の赤井英和さん(61)。かつて“浪速のロッキー”の異名をはせ、プロボクサーとして愛する地元・大阪を沸かせたのは今も語り草。試合で命にかかわる重傷を負ったが、そこから役者として不死鳥のようによみがえった不屈の“ごんたくれ(大阪弁で悪童)”だ。
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  令和3年6月号
令和3年6月号 いくつになっても…夢を諦めない(歌手・俳優 由紀さおりさん)
 「夜明けのスキャット」の大ヒットから半世紀以上—。歌手活動を中心に芝居やコントも、と幅広く活躍してきた由紀さおりさん(74)が主演した映画「ブルーヘブンを君に」が11日から公開予定だ。がんが再発し「余命半年」と診断されたバラ育種家の鷺坂冬子は、ハンググライダーで大空を飛ぶ夢にチャレンジする—。そんな冬子を演じながら、その姿勢に共感を覚えたという由紀さん。
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  令和3年5月号
令和3年5月号 「絵は若さの秘訣!」(日立市の洋画家・菊池元男さん)
 日立市の洋画家で、公益社団法人日展特別会員も務める菊池元男さん(71)は、ペインティングナイフを使い、風景や静物を力強く大胆に描くことを得意としている。菊池さんの作品は、24日から日立シビックセンターで開催される「第3回県北在住日展洋画作家展」で見ることができる。
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  令和3年4月号
令和3年4月号 現代社会の縮図、コミカルに描く(映画監督・池田暁さん)
 いつからか、何のためかも忘れて川向こうの町と戦争をしている—。そんな架空の町、津平(つひら)町を舞台に、一人の軍楽隊員と周囲の人々を淡々かつ、ユーモラスに描いた映画「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」が公開中だ。同調圧力が強く、マニュアル通りに行動する思考停止の社会が招く“危険性”を描いた同作は…
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  令和3年3月号
令和3年3月号 画面の中に「過去」を醸す(女優・香川京子さん)
 女優として70余年—。香川京子さんは89歳になった今も、「現役」の意欲を失わない。小津安二郎、黒澤明といった巨匠に起用された若いころと違い、「今は(画面の中に)居るだけで『過去』を感じていただけるように…。難しいですね」と、たおやかな笑みを見せる。公開中の出演映画「モルエラニの霧の中」は、北海道室蘭市を舞台にした“七つの記憶の物語”だ。「優れた作品の記憶は見た人の心に宿り、時として、その人の生き方をも変えます」。
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  令和3年2月号
令和3年2月号 “一本の線”の可能性追究(アニメーション作家・古川タクさん)
 漫画やアニメなど、世界を席巻する「クールジャパン」。その草分けの一人として、長くアートアニメーションの世界で活躍しているのが、日本アニメーション協会会長を務める古川タクさん(79)だ。その作風はアニメの原初の形を残す線画アニメ。プルプルと不安定に動く線画がさまざまなものに変化、とぼけたユーモアとマッチし見る者を引きつけてやまない。お茶の間では龍角散のCMなどでおなじみだろう。
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  令和3年1月号
令和3年1月号 「全ては運命の導き」(イリュージョニスト・プリンセス天功さん)
 「全て運命(カルマ)の導きです」。そう艶然と話すのは、世界的なイリュージョニストのプリンセス天功さん。若くして、過激な「脱出マジック」で有名な初代・引田天功の二代目を襲名以降、日本はおろか世界を股に掛け幻想的な舞台を上演。さらには吉本新喜劇の公演にも出現するなど、神出鬼没な活躍を見せている。3月には「コロナ禍」で苦しむ東京でイリュージョンを披露するという天功さん。
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