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定年時代
 
  茨城版 令和6年過去の記事一覧  
  令和6年9月号
令和6年9月号 「人間を撮る」…映像に残した“長寿”の偉人(ドキュメンタリー映画監督・河邑厚徳さん)
 NHK入局以来、「シルクロード」(1981〜84年)、「チベット死者の書」(93年)など、数々の特集番組の制作に関わり、現在はフリーのドキュメンタリー映画監督として活躍する河邑厚徳さん(76)。今月は敬老の日を挟んだ前後2週間に、かつて河邑さんが長寿の偉人たちを記録した「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」(2012年)、「笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ」(16年)、「天地悠々 兜太・俳句の一本道」(19年)の3本の映画が特集上映される。「NHK時代からずっと“人間”を撮ってきました。
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  令和6年8月号
令和6年8月号 特許で空き家対策に妙案(NPO「地域再生推進協議会」・黒瀧英俊さん)
 日立市の山側にある、1960年代から80年代ころにかけて整備された数々の団地(土地付き一戸建てが並ぶ住宅地)では、高齢の住民が多くなり、空き家も増加。市の中心部へと結ぶバスが減便された団地もあり、車の運転が困難な高齢者にとっては、買い物や通院などの不便が増加しつつある。この状況を受け、日立市の不動産会社の(株)優住館は、NPO法人「地域再生推進協議会」を立ち上げた。
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  令和6年7月号
令和6年7月号 “読む落語”楽しんで!(作家・櫻庭由紀子さん)
 伝統芸能や江戸町民文化を軸に執筆活動を続ける櫻庭(さくらば)由紀子さん(54)は、“読む落語”にも愛情を注ぐ。それは、明治時代に始まった「落語速記」。話し言葉を主とした高座の口演筆録で、「言文一致体」の近代文学の“生みの親”ともいわれている。櫻庭さんの新著「落語速記はいかに文学を変えたか」は速記本の誕生や「近代落語中興の祖」とされる三遊亭圓朝の事績から説き起こし、双方の境界と交差を考察した一冊だ。
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  令和6年6月号
令和6年6月号 60年で初の主役に(俳優・平泉成さん)
 「シニアだけでなく若者が見ても楽しんでもらえる作品だと思います」。味わいのある風貌と語り口で親しまれている俳優の平泉成さん(80)は初の主演作「明日を綴る写真館」について、こう話す。7日から全国で上映される同作は平泉さん演じる、寂れた写真館を営む無口なベテラン写真家が、若手カメラマンと紡ぐ心温まる物語だ。ホテルマンから俳優に転じて以来、60年。
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  令和6年5月号
令和6年5月号 若い頃の夢に再挑戦…「再春」で笑顔に(俳優・長塚京三さん)
 「僕でお役に立てるなら、という気持ちで俳優の仕事を続けてきました」と話す長塚京三さん(78)。今年で映画デビュー50年の節目を迎えた彼が出演するコメディー映画「お終活 再春! 人生ラプソディ」が31日から公開される。「ある程度の年齢になったら、『苦しいことも楽しくやりたい』という、この映画の明るいスタンスが好きです」と話す長塚さん。“終活世代”が若いころ抱いた夢に再びチャレンジする「再春」を提案し、シニアに笑顔と勇気を与える同作。
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  令和6年4月号
令和6年4月号 植物通じて子どもと交流(「日立山野草同好会」会長・新開良明さん)
 「日立山野草同好会」会長の新開良明さん(74)=日立市=は、山野草を育て展示会に出展。さらに、こけ玉作りや「木の実の動物」の制作講習会を開催している。ティラノサウルスなどの「恐竜」も、松ぼっくりなどの木の実が材料。「今の子どもたちは、自然と遊ぶことが少ないです」と新開さん。「山や道端、庭に咲いている小さな花々にも目を向けて自然に興味を持つことで、感性豊かな子どもに育ってほしい。
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  令和6年3月号
令和6年3月号 災禍の時代を共に生きる(フリージャーナリスト・土井敏邦さん)
 災禍の時代の人間を描く—。フリー・ジャーナリストの土井敏邦さん(71)によるドキュメンタリー映画「津島 —福島は語る・第二章—」が現在、都内の映画館で上映されている。東電福島第一原発事故から間もなく13年。福島県浪江町津島地区は第一原発から約30キロ離れているが、今もほぼ全域が「帰還困難区域」に指定されたままだ。パレスチナ情勢を長年取材してきた土井さんは、双方に「奪われた人間の尊厳と権利」を見る。
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  令和6年2月号
令和6年2月号 歴史に埋もれた“誇り”照らす(歴史小説家・植松三十里さん)
 矢田堀鴻、貞明皇后、油屋熊八…。歴史小説家・植松三十里(みどり)さん(69)が自身の作品の主役に据えるのは、一般に知名度の低い偉人が多い。“負け組”に属したため偉大な業績が顧みられず名声を奪われた人、今も地方の人々の生活を支える基盤を築きながらも中央の正史にはさっぱり記されない人など…。
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  令和6年1月号
令和6年1月号 乗って残そう湊線!(「おらが湊鐡道応援団」団長・佐藤彦三郎さん)
 勝田駅から阿字ヶ浦駅まで計約14.3キロを結ぶ地元のローカル線、ひたちなか海浜鉄道湊線。ひたちなか市内を走る同線は、マイカーの普及などで利用者が激減、18年前には廃線の危機に直面した。そんなとき、「市民レベルでも強力な存続運動を」と発足したのが「おらが湊鐡道応援団」だ。
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