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今月の旅情報 平成27年2月下旬号
北陸新幹線開業、いざ富山湾へ
富山/射水市、氷見市ほか
新湊漁港の「昼セリ」。紅ズワイガニが所狭しと並ぶ
「天然のいけす」は漁港の近所—。富山湾の漁場へは、漁船でわずか数十分。約500種もの魚介類が頻繁に水揚げされるため、新湊漁港では早朝の競りに加え、「昼セリ」も行われる。「地魚の旬」を知り尽くす地元の料理人が作る海鮮丼、すし、刺し身…。3月14日の北陸新幹線開業で“グンと近くなる富山”に一足先に出掛け、とれたての美味に舌鼓を打った。
新湊漁港で昼セリ見学
富山湾の地形は特異だ。沿岸から10キロ〜20キロ沖の水深は、多くの地点で千メートル以上に達する。浅い部分には暖流が流れ、深い場所は冷水域。ブリやアジなどの暖流系、甘エビや紅ズワイガニといった冷水系が、双方同時に水揚げされる。
「浜前漁場」。新湊(富山県射水市)の漁場は、そんな通称が付くほど漁港に近い。とれたての魚介類をいち早く消費者に届けるため、市場の競りは1日2回。全国的にも珍しい「昼セリ」は見学できる。冬から春にかけて並ぶのは、紅ズワイガニや本ズワイガニ、甘エビ、イカ類など。競りの合図はすごく早口で、記者はほとんど聞き取れなかった。屋号が記された帽子を被った仲買人らは真剣な表情。見る側にも目利きと駆け引きの緊張感が伝わってくる。
新湊紅白丼
鮮魚直売所や土産物店が並ぶ「新湊きっときと市場」支配人で昼セリ案内人も務める瀬戸健司さん(60)は話す。「魚は鮮度が命。競りもスピードが肝心です」。昼前、とれた魚は昼セリを経て、夕方前には地元の鮮魚店や料理店へ。同市場の海鮮レストランでも、新湊ならではの海鮮丼や刺し身が堪能できる。白エビの刺し身と紅ズワイガニの「新湊紅白丼セット」(2160円)は、5月までの季節限定メニュー。上品な甘味とうま味の“重奏”がうれしい。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
昼セリは水曜日と日曜日は休市。天候により中止になることも。見学は無料だが、事前予約が必要。新湊きっときと市場 Tel.0766・84・123
「寿司竹」の富山湾鮨。季節によって「ネタ」は変わる
ご当地限定の富山湾鮨
「きときと」は「生きが良い」を意味する富山の言葉。えりすぐった旬の“きときと”を用いる「富山湾鮨」は、富山県内のすし店で味わえる。 新湊漁港に近い「寿司竹」(Tel.0766・82・3329)の店主・竹内茂幸さん(62)は競りで自ら目利きした魚をさばく。同店の富山湾鮨(2700円)には、おぼろ昆布で白エビの刺し身を巻いた一品も。昆布の調理法も熟知する、富山の料理人ならではの手仕事だ。鮮度低下が早い地魚も多いだけに、「富山湾鮨はご当地限定」と竹内さんは笑みを見せる。
「割烹 秀月」の特上海鮮丼
“食都”氷見で海鮮丼
「ひみ寒ぶり」で名高い氷見市。ブリが旬の冬がにぎわいのピークだが、四季を通して“旬のきときと”に恵まれる。春はホタルイカやサヨリ、夏はマグロや岩ガキ…。早くて2週間ほどで“魚の旬”は変わる。
「割烹 秀月」(Tel.0766・74・5941)では、里山の幸や氷見牛の料理も味わえる。店主の水口秀治さん(58)が意識するのは「土産土法(どさんどほう)」。「土地の旬の食材を、土地に伝わる調理法で食べる」を意味する言葉だ。特上海鮮丼(2160円)で使う海の幸は、甘エビやヒラメ、タイ、“ブリの子ども”のフクラギなど20種以上。「使う魚の種類は日々変わる。その日の『最高』を選んでいます」と言う。
“食都”と称される氷見には、旅館や民宿が多い。民宿・磯料理「魚恵」(Tel.0766・72・3744)などは、昼の食事も提供する。
白エビバーガー
白エビバーガー
趣向を変えてファーストフードも。「道の駅新湊」(Tel.0766・83・0111)では、「白エビバーガー」(380円)の人気が高い。白エビのかき揚げはサクサクした食感。全粒粉のバンズ(パン)と手作りのタルタルソースとの相性が好評だ。道の駅内のレストランでは、「全国ご当地どんぶり選手権大賞」の実績を誇る「白エビかき揚丼」(750円)などのメニューをそろえている。
【富山湾の魚に関する問い合わせ】
富山県水産漁港課 Tel.076・444・3292
3月14日(土)の新幹線開業後、「東京—富山」は最速2時間8分。「東京—新高岡」は約2時間半。観光路線定期バス「富山ぶりかにバス」は、富山きときと空港、富山駅、新湊きっときと市場、氷見(ひみ番屋街)などを結ぶ。
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