富士山に映える梅
小田原市内にある「曽我の里」。富士山と箱根の山々を背景にし、約3万5000本の梅が咲く。あだ討ち話として有名な「曽我物語」の曽我兄弟に由来するこの地は、関東富士見百選にも選ばれており、富士と梅、両方を一度に楽しむことができる絶好の場所だ。梅林には、十朗梅、白加賀、南高、枝垂れ梅などさまざまな種類の梅が咲く。梅の香りが漂う園内を、地元ガイドの案内で散策する。
散策後は沼津市の「すし田」で昼食。駿河湾でとれた新鮮な魚で調理した「寿司会席」を楽しむ。
午後は沼津に残る旧御用邸へ。大正天皇ゆかりの旧御用邸では、旧沼津藩主水野家に伝わる大名びなや、市民から寄贈された江戸時代から昭和までのひな人形が並ぶ。旧御用邸の庭園では見頃を迎える梅や、駿河湾沿いの約1万本の日本水仙が春を告げる。帰りには沼津ぐるめ街道の駅で買い物も。
午前8時出発、午後7時帰着予定。 |