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モノや情報の“交差点” ぐんまちゃん家 |
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建て替え工事が進む歌舞伎座の向かい側—。昭和通りと晴海通りが交わる一角に、群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家(ち)」はある。
店名は、馬をモチーフにした“ゆるキャラ”の「ぐんまちゃん」、アットホームな場所になるように願ったという「家」の組み合わせ。1階に物産販売や観光案内コーナー、2階に群馬への移住相談に応じるU・Iターンコーナーやイベントスペースを備えるなど、「群馬県を総合的にアピールするヒト・モノ・情報の交差点です」と同店スタッフ。
みそだれの「焼きまんじゅう」や名産の水沢うどん、保存料未使用で種類も豊富な「沢田の漬け物」(ミョウガ、山ウドなど)…。これら人気商品のほか、3月にリニューアルした常設の物販コーナーでは農産加工品や地酒、復興祈願で注目される「高崎だるま」などの工芸品も販売。「東銀座駅4番出口を上がるとすぐに、屋台風の対面販売コーナーが皆さまをお待ちかね。下仁田こんにゃくや焼きまんじゅうなど、群馬の“できたて”を提供します」
草津温泉や尾瀬など豊富な観光資源を有する群馬県は、先の大震災による風評被害とも闘っている。通常は金・土曜日のみに販売する農産物も現在は毎日、店頭に並んでいる。また2階のイベントスペースでは、伝統工芸の披露や物産展、連続講座なども随時開催。
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