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織部好みの“新生活”提案 オリベスタイル |
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ふるさと自慢!
岐阜県のアンテナショップ「オリベスタイル」はラピロス六本木2階にある“スロー”な空間だ。店内には陶磁器や飛騨春慶の漆器のほか、美濃和紙を使った照明、シンプルでモダンな木工家具などが並ぶ。都会にありながら、店内にはその騒がしさを忘れさせるほどゆるやかな雰囲気が漂う。
美濃出身の戦国時代の武将で茶人・古田織部に由来する同店は「食品中心の物産店ではなく、家具や工芸品、生活雑貨など岐阜県の地場産品で“ライフスタイル”を提案するのが特長」と同店スタッフは話す。旧弊にとらわれることなく新しい異風を取り入れる“織部好み”の発想を生かした商品の数々は海外からの評価も高いという。特に飛騨高山の家具メーカー、日進木工が提供するダイニングテーブルやイスは素材の魅力と使いやすさにこだわる逸品。宮大工として磨かれた伝統技術にシンプルでモダンなデザインが施され「木工でエコにも配慮した現代に合う家具」と同スタッフ。家具を見に来る中高年も多いとか。
また店内では飛騨・美濃地方の地酒や朴葉(ほうば)みそ、はちみつなどを販売するほか、10月を目途に岐阜のお茶と茶菓子が楽しめるカフェも再開予定。同ビル10階には岐阜県の観光情報センター(月曜休み)も。
オリベスタイル
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