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三越前に隠れた名品 にほんばし島根館 |
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ふるさと自慢!
「地図上で最も分かりにくい県と言われますが、ここに来れば好みの商品がたくさん見つかります」とPRするのはにほんばし島根館のスタッフ。島根県の観光・UIターン情報の発信のほか、工芸品ギャラリーや食品試食実演などの催事にも力を入れる同店は日本橋三越の正面に位置する。土地柄、“定年世代”の利用も多く、オープン4周年を迎えた現在、ポイントカード会員は7000人を数えるほどに。
約700点のアイテムが並ぶ食品コーナーでは、甘酸っぱい梅のみつ漬けを生地で包んだ「かこい梅」などの銘菓や宍道湖のシジミ(生のヤマトシジミは毎週火・金・土の朝入荷)などが売れ筋。中でも定番のアジやカレイなどを中心に干物類が人気で、県魚のトビウオ(山陰では「アゴ」と呼ぶ)のすり身を炭火焼きにした「あご野焼」は島根の食卓の味。豪快な大きさと外皮の香ばしさが特徴で「5ミリくらいの厚さに切り、わさびしょうゆなどで食べます。島根の酒と合わせるといい」と同スタッフ。店内には石見銀山特別純米など約30種の酒が並ぶ。また隣接する食事所「主水(もんど)日本橋店」では、島根の山海の幸が堪能できる。3月ごろからは隠岐産の岩ガキも登場し、旬の味が楽しめるとか。席に限りがあるので予約がおすすめ。
にほんばし島根館
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