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定年時代
 
  千葉版 平成29年過去の記事一覧  
  平成29年12月号
平成29年12月号 歌舞伎は生き続ける文化(歌舞伎俳優・中村梅玉さん)
 約5年前に亡くなった歌舞伎俳優十八代目中村勘三郎が心血を注ぎ、“江戸の芝居小屋”を現代に復活させた「平成中村座」。その舞台「神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)め組の喧嘩」(以下、「め組」)が25日(土)からシネマ歌舞伎として劇場公開される。「め組」で共演した中村梅玉さん(71)は「歌舞伎は“遺産”ではない。生き続けさせるために時代に合った努力をしなければいけない」と話す。
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  平成29年11月号
平成29年11月号 「演技は己の存在証明」(俳優・風間杜夫さん)
 映画「蒲田行進曲」(1982年)やテレビドラマ「スチュワーデス物語」(83年)などで一世を風靡(ふうび)し、今も実力派俳優としてテレビや舞台、さらに落語などで活躍する風間杜夫さん(68)。9日からはチェーホフの原作を脚色した舞台「24番地の桜の園」に出演する。同舞台を控え、風間さんは「演技とは己の存在証明」と語る。
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  平成29年10月号
平成29年10月号 作り込んだ笑い“東京喜劇”をお届け(喜劇俳優・三宅裕司さん)
 ダンスや歌、アクション、そして笑いを織り交ぜながら、時代を先取りした社会性のあるテーマを追求する劇団「スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」。10月の舞台ではなんと“カジノ法案”を取り上げる。劇団を主宰するのは、連日テレビなどで活躍する喜劇俳優・三宅裕司さん(66)。その三宅さんが常にこだわっているのが“東京喜劇”だ。万人に受け入れられるお笑いと、娯楽性の高い舞台を残していきたいと語る。
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  平成29年9月号
平成29年9月号 せりふを生かす“居方”の演技(舞台女優・三田和代さん)
 役者としての活動のほとんどを舞台に充てる三田和代さん(74)は「私がやりたいのは言葉の演劇」と明言する。その上で、せりふや派手な動きがないときの演技を「居方(いかた)」と言い表す。「居方が良くないと、せりふが生きてこない」。10月の舞台「トロイ戦争は起こらない」では、平和を求めるトロイの王妃役。だが、とうとうと反戦の弁舌を振るうわけではない。
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  平成29年8月号
平成29年8月号 高齢者の今” 笑いとともに見せる(歌手・俳優の尾藤イサオさん)
 “今の高齢者像”を笑いとともに—。歌手、俳優として活躍する尾藤イサオさん(73)は、再々演のミュージカル「ザ・デイサービス・ショウ」出演を前に意気込みを見せる。デイサービス施設の利用者たちがロックバンドを結成する物語。「僕らの歌と生演奏のパワーが皆さまのエネルギーにもなっているのかな…」と初演、再演の手応えを語る。自身の芸歴は曲芸に始まり60年以上。今も甘えや惰性を自らに許さない。「それを貫いていることが、僕の誇りです」
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  平成29年7月号
平成29年7月号 演技を通し 生きざま示す(俳優・酒井敏也さん)
 頭頂部に一房だけ残った髪の毛がチャーミングな、演技派俳優・酒井敏也さん(58)。現在はバラエティー番組などでの露出が多いが、若いころは「つかこうへいの秘蔵っ子」として、アングラ劇を含めた舞台やテレビドラマ、映画にたびたび出演、今も独特の存在感を放つ。また、一度聞けば忘れられないような特徴のある声を生かし、ナレーションなどでも活躍している。8月には、舞台「向日葵(ひまわり)のかっちゃん」に出演する酒井さん。
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  平成29年6月号
平成29年6月号 女性詩人の詩を歌に(音楽家・吉岡しげ美さん)
 女性詩人の詩を歌に—。音楽家の吉岡しげ美さん(67)は、詩に曲を付けた「音楽詩」の創作と演奏を続け、ことし40周年の節目を迎えた。与謝野晶子、茨木のり子、金子みすゞ…。命の貴さをつづった詩を選び、「私自身の生きる指針にしてきた」と笑みを見せる。「死の恐怖」からくる神経症に長年苦しんだ上、乳がんとの闘いにも直面したが、「詩の力を借りて乗り越えてきた」。
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  平成29年5月号
平成29年5月号 日記のように歌を創作、これまで2000曲を発表(シンガーソングライター・小椋佳さん)
 「さらば青春」(1971年)、「俺たちの旅」(75年)、「愛燦々」(86年)など、シンガーソングライター・小椋佳さん(73)が制作した数々の歌は今も色あせない魅力を放つ。これまで約2000曲を発表し、約300人の歌手に楽曲を提供してきた小椋さん。17、18日の両日に行われるトリビュート・コンサートでは、小椋さん自身のほかに、小椋さんから楽曲の提供を受けた代表的なアーティストたちが一堂に集結、歌謡界を彩った数々のヒット曲を歌い上げる。
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  平成29年4月号
平成29年4月号 コックさんスタイルで男声コーラス(船橋市の「塚田のコックさん合唱団」)
 船橋市にユニークな合唱団がある。コックさんスタイルで歌う男声コーラス「塚田のコックさん合唱団」がそれ。「塚田公民館の男の料理教室の受講生がもう一つ何かをやりたいということで合唱を始めました」というのは3代目団長の山本正夫さん(69)。平均年齢が74歳と合唱団としては高齢だが、歌にかける思いは強い。
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  平成29年3月号
平成29年3月号 ひと針ひと針、心を込めて(松戸市の日本刺繍作家・大須賀えみ子さん)
 「ひと針ひと針心を込めて縫います。糸のあやなす世界に魅せられました」と話すのは松戸市常盤平の日本刺繍(ししゅう)作家・大須賀えみ子さん(75)。絹の布と絹の糸(釜糸)の日本刺繍で黒留め袖や掛け軸に繊細な彩りと意匠を加える。「目がいいので細かい作業もできます。親に感謝しなければいけませんね。また根気も必要です。難しいのはデザインを考えること」。
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  平成29年2月号
平成29年2月号 野菜づくりのイロハ教えます(「農業体験農園さかい」代表・酒井珠子さん)
 「自分の手で野菜を作ってみませんか?」。3月に松戸市幸谷に「農業体験農園さかい」が開園する。代表者の酒井珠子さん(50)は「指導スタッフの教えに従って野菜作りをします。種、苗、肥料、農具などは当農園で用意しますので、会員は手ぶらで来てください」と農業体験農園のメリットを話す。
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  平成29年1月号
平成29年1月号 「大人の紙芝居」出前します(市川市の加藤正昭さん)
 「これといって人さまに尽くす人生を送ってこなかったので、60歳を過ぎたころから何かしなくてはとの思いが強くなりました」と話すのは市川市香取の加藤正昭さん(73)。加藤さんは旅行が好きで神社仏閣、名所旧跡を数多く巡ってきた。そのころ集めた画像、資料が大量に保管されていた。
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