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令和6年4月号 |
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「憧れの舞台」で、戦争の真実問い直す(俳優・演出家 ラサール石井さん)
劇作家・小説家の井上ひさし(1934〜2010)の「大ファン」という俳優・演出家のラサール石井さん(68)が、6日から始まるこまつ座「夢の泪(なみだ)」で主演、弁護士・伊藤菊治役を演じる。井上の生誕90年という節目に上演される同劇は、井上晩年の代表作「東京裁判三部作」の第2作。東京裁判(極東国際軍事裁判)の被告人、元外務大臣・松岡洋右の弁護士を通して、「戦争の真実」をあらためて問うている。。 |
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令和6年3月号 |
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災禍の時代を共に生きる(フリージャーナリスト・土井敏邦さん)
災禍の時代の人間を描く—。フリー・ジャーナリストの土井敏邦さん(71)によるドキュメンタリー映画「津島 —福島は語る・第二章—」が現在、都内の映画館で上映されている。東電福島第一原発事故から間もなく13年。福島県浪江町津島地区は第一原発から約30キロ離れているが、今もほぼ全域が「帰還困難区域」に指定されたままだ。パレスチナ情勢を長年取材してきた土井さんは、双方に「奪われた人間の尊厳と権利」を見る。 |
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令和6年2月号 |
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楽器「二胡」の可能性広げる(二胡奏者 ウェイウェイ・ウーさん)
聞くたびに癒やされていく悠久の音色—二胡(にこ)。そんな中国の民族楽器を演奏しロックやジャズ、クラシックなど、ジャンルにとらわれない音楽を追求しているウェイウェイ・ウー(巫 謝慧)さん(55)。33年前、二胡を抱えて中国・上海から来日して以来、日本を拠点に坂本龍一らとのコラボレーションやNHK交響楽団と共演するなど、幅広く活動している。 |
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令和6年1月号 |
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個人を通して時代を描く(劇作家・演出家 永井愛さん)
個人を通して時代を描く—。劇団「二兎(にと)社」を主宰する劇作家・演出家、永井愛さん(72)の信条だ。国歌斉唱強制や報道の自由…。代表作のテーマから「社会派」といわれるが、「私が見つめているのは『人間』です」と歯切れ良い。「社会問題の中には、人間のドラマがある」。12日から都内で上演する「パートタイマー・秋子」も喜劇でありながら、格差拡大という社会問題を背景にする。 |
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