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  東京版 令和4年9月下旬号  
“ハートフルお葬式コメディー”に主演  俳優・歌手 石野真子さん

「日ごろから、健康には気を使うようになりました。足腰を鍛えるため、1日30回程度スクワットしています」と石野さん。コーチなどに教わる本格的なトレーニングは性に合わないため、部屋で掃除機をかけるときや窓を拭くときに「手足などの筋を伸ばすよう意識しながら、体を動かすようにしています」と、あくまでマイペース。コロナ禍になって「家で料理を作ることも増えました」とも
29日から舞台「きっとこれもリハーサル」
 「葬式の練習がしたい」と突然言い出した母と、それに巻き込まれる家族が繰り広げるセリフ劇「きっとこれもリハーサル」が29日から、新国立劇場小劇場で上演される。同舞台は、葬式の練習がテーマという“ハートフルお葬式コメディー”。同作に主演する俳優・歌手の石野真子さん(61)は、「(コロナ禍で)久しぶりの舞台。再びお客さまの前に立てることに喜びと感謝でいっぱいです。見ていただきながら、共演者のみなさんとの会話にクスッと笑ったり、ホロッとしてもらえれば最高です」と話す。

 石野さんは、歌手デビューして、2023年で45周年を迎える。それでも、「いまだに舞台は怖いですね。『もうちょっと慣れてもいいんじゃないの』と思うんですけど」とほほ笑む。「舞台は、何が起こるか分からないし、やり直しがきかない。でも、それが挑戦しがいのあるところだとも思っています」

 石野さん演じる太田弘江は、卸専門の和菓子職人の夫・昭雄、子ども2人と住んでいる。職人かたぎで頑固な性格の夫と、コンテンポラリー・ダンス(現代舞踊)を30歳年上の彼氏とやっている長女(姉)・泉美、パティシエを目指しひそかに渡仏を計画している高校3年生の長男(弟)・賢一という家族構成。

 そんな一家を妻・母としてまとめてきた弘江はあるとき、葬式のリハーサルを思いつく。近所の葬式に参列した際、式の進行がひどく遅いことにイライラしたためだ。家族にとって初めての経験となる葬式をスムーズに行うためには、「練習が必要」と思った弘江。さっそく葬儀社に勤めている友人に相談し、夫が亡くなったと仮定して葬式のリハーサルをやろうとするのだが…。果たして弘江は家族を説得し、葬式の練習ができるのか。そして、葬式のリハーサルに込められた弘江の家族への思いとは—。

「家族はつくっていくもの」
 テンポの良い会話で物語が展開していく同作。石野さんは俳優としての自らを、「稽古を重ねながら『(この役は)こうなんだ』と確信していくタイプ」と話し、本番を前に台本を入念に読んで役作りに集中している。「若いころは怖いもの知らずで、パッとセリフを覚えてパッと演じて気ままにやっていたように思います。今はいろんなことを経験し、だんだん慎重になってきました」と言う。大家族、核家族、そして夫婦別姓が議論される現代—、家族の形態は時代とともに変わってきた。それでも、変わらないのは家族一人ひとりがお互いを思いやることの大切さだ。「家族って当たり前にあるものではなくて、つくっていくものだと思うんです。家族だからみんな仲良しっていうわけでもありませんし。家族のスタイルもいろいろで、昔とは変わってきていますよね」

 同舞台で、バラバラになりがちな家族をまとめようと奮闘する弘江を演じる石野さんは「舞台を見て『あっ、うちの家族みたい』と思って見ていただけたらうれしいですね」と話す。夫役の羽場裕一とは、これまでテレビの“2時間ドラマ”でたびたび共演している。

17歳でデビュー
 石野さんは、父が会社経営者という家庭で3姉妹の長女として兵庫県芦屋市に生まれた。小さなころから歌を歌うのが好きで、テレビで見る山口百恵や桜田淳子、森昌子といった若手歌手を見ながら「すごいなあ」と憧れていたという。次第に自分も「歌手になりたい」と思い始め、山口百恵らが歌手デビューするきっかけとなったテレビの歌手スカウト番組「スター誕生!」に出演。そして見事、ダニエル・ビダルの「天使のらくがき」を歌って合格し芸能事務所に入り、17歳で「狼なんか怖くない」でビクターレコードからデビューする。同曲は、「作詞:阿久悠、作曲:吉田拓郎、ジャケット写真撮影:篠山紀信」という“豪華版”。「レコード会社や事務所がいろいろ考えてくれたんだと思います。当時は何も分かりませんでしたが、今思うと(阿久悠、吉田拓郎、篠山紀信の協力でデビューできたのは)“超ラッキー”だったですね」と笑う。レコードデビューした1978年には映画「九月の空」、翌79年はテレビドラマ「熱愛一家・LOVE」に出演し、俳優としてもデビュー。同年末にはNHK紅白歌合戦に初出場し、ヒット曲「ジュリーがライバル」を歌った。

俳優に軸足移す
 アイドルとして大活躍していた石野さんだったが、結婚にともない20歳で一時引退。その約2年後に芸能界へ復帰したのを機に、活動の中心を歌手から俳優に移していく。86年放送のNHK大河ドラマ「いのち」の高原佐智役で好評を得るなどテレビや映画、舞台で活躍。その後、歌手としても本格活動を再開している。「歌手と俳優では、人前でライブパフォーマンスをするとか共通する部分もありますが、それぞれに違う魅力があります」と石野さん。俳優、歌手という“二刀流”で芸能活動するメリットは、「その都度、新鮮な気持ちで取り組めること」と言う。

 石野さんは、そんな自らの半生を振り返って「精いっぱい、その時々のベストな判断でやってきたと思います」と話す。これからの芸能活動についても、「いろいろ変化の激しい世の中ですから、この先のことを言ってもどうなるか分かりません。まずは、この舞台(『きっとこれもリハーサル』)です」と、目の前の舞台公演に全力投球の構え。劇の後半、弘江が葬式のリハーサルをやろうと思い立った理由が明らかとなり、その思いに胸打たれる同作。「(観劇後)『ああ、見に来てよかったねえ』と言っていただければ、もう最高です」と目を輝かす。

「きっとこれもリハーサル」
 29日(木)〜10月13日(木)、新国立劇場(京王新線初台駅直結)小劇場で。全18公演。
 潤色・演出:土田英生、作:赤松新、出演:石野真子、鈴木福、川島海荷、しゅはまはるみ、羽場裕一。SS席1万1000円、S席8900円。

 チケット購入に関する問い合わせはぴあインフォメーション Tel.0570・02・9111

http://koreriha.com/

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