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歌声で茨城を元気に ゴスペルグループ「Hope of Peace Gospel Choir」 |
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日立シビックセンター「アトリュームコンサート」 |
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25日に日立市でミニライブ開催
日立市を中心として、高萩市、常陸太田市、水戸市、筑西市などで活動するゴスペルグループ「Hope of Peace Gospel Choir」が、25日(金)にさくらカフェひたちでミニライブを開催する。約25人のメンバーの年齢層は20代から70代までと幅広く、厚みがあるハーモニーが魅力だ。「ゴスペルは“福音”という意味で、愛と平和の祈りが歌詞に込められています。25日のミニライブでは、『ジョイフルジョイフル』や『エブリプレイズ』などのゴスペルや、『ふるさと』(男性アイドルグループ『嵐』バージョン)も歌います」と佐藤寿子さん(71)はゴスペルの世界に誘う。
ゴスペルは、アメリカの黒人教会音楽。ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テナーのパートに分かれ、ステップ、手拍子などを使って、体全体で表現するのが特徴だ。世界平和などの願いを込める歌詞が多い。
「ゴスペルは言葉が大切。心から気持ちを込めて歌うことも大切です。あふれる思いを体で表現しながら歌うのが、ゴスペルの楽しみでもあり喜びです。歌っても聞いても楽しいというパワーがゴスペルにはあると思います」と、ソプラノを担当する菅原美由紀さん(38)。1年前に入会しメゾソプラノを担当する和田美夕紀さん(37)は、「子育てに行き詰まっていた時、『いつでもあなたを見守っている』と言う歌詞に感動しました。ゴスペルは私から娘たちへのメッセージです」。同じくメゾソプラノを担当する北村由緒子さん(40)は、「合唱は基本的に動かず、きれいな声とハーモニーで歌います。ゴスペルは地声で歌い、自由で躍動的です」とゴスペルの魅力を話す。
左から北村さん、佐藤さん、和田さん、菅原さん |
人生の折り返し地点を過ぎてからゴスペルに出合った人もいる。70代の佐藤さんは、学生時代から社会人までコーラス部に所属していたが、60代の時にゴスペルのワークショップに参加し、歌いたかったのはゴスペルだと遅まきながらたどり着いた。
「歌っていると自分が思いっきり解放されます。体力的には大変ですが、それを上回る楽しさがあります。若い人に囲まれていると、精神年齢が若くなります」と生き生きと話す。
「Hope of Peace Gospel Choir」は2009年に発足。日立市を中心に活動する地域に根差したゴスペルグループだ。「ゴスペルで茨城を元気にしたいですね」と佐藤さん。
年間20回以上のライブやイベントを、日立シビックセンターや国民宿舎鵜の岬などで行っている。来年の7月には、年に1度の自主ライブを多賀市民会館で行う。「アメージンググレース」、「オー・ハッピーデイ」などのゴスペルから「見上げてごらん夜の星を」などの歌謡曲、「風になりたい」などのポップスもレパートリーとしている。
練習は平日の午後6時45分以降に2時間、週2回、日立市内で行う。月に1度、東京からプロの歌手を迎え、指導を受ける。代表はおらず、「メンバー全員がフラットに意見やアイデアを出し合えることを大事にしています」と菅原さん。
月会費6500円。現在メンバーを募集中。問い合わせは事務局(澤田)Tel.090・1213・8427
http://hopeofpeace.web.fc2.com/ |
「Hope of Peace Gospel Choir」ミニライブ
さくらカフェひたち(日立市幸町1丁目15の9)で。
25日(金)午後7時半〜。ワンドリンク制。
問い合わせは Tel.0294・33・5171 |
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