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埼玉版 平成21年10月号
生み出す人物は個性派ぞろい
切り絵作家/百鬼丸(渡辺文昭)さん
百鬼丸さんが「私の最高傑作」という切り絵クラフト「佐々木小次郎」
本のカバー絵など30年間で1万点超 新分野にも挑戦
鶴ケ島市在住の切り絵作家・百鬼丸(本名・渡辺文昭)さん(58)。時代小説の表紙などで、個性的な人物を表現した彼の作品を見たことがある人は多いはずだ。文庫本、単行本の表紙・カバー絵は700冊以上、雑誌・新聞の挿絵などを含めると作品は、30年間で1万点を超える。
百鬼丸さんは子どものころから絵が好きで、手先も器用だったという。
「大学を出ていくつかの職業に就いたのですが、やはり手仕事をしたいと27歳のときに常滑の焼物工房に入りました。ところが同年代の人はすでに独立して師匠だったのです。当然ハンディがあります。それを埋めるためには人と同じことをやっていてもだめだと思い、平らな粘土で模様を切ったものを焼物の表面に張り付けて焼いてみたら、変わった作品ができ好評でした」
8月に志茂田景樹さんとコラボしたときの切り絵「蟹坊主」
ところが焼物そのものより、表面に付ける粘土の造形、アイデアが次々に頭に浮かんでくる。
森村誠一著「刺客往来」のカバー絵原画
百鬼丸さん
「そのままにしておくのはもったいないので、記録するために紙を切り始めたのです。楽しかったし、うまくできました。それが切り絵作家になるきっかけでした。焼物が特別好きというわけではないし、生活できればいいのですから、転向することに迷いはなく、すぐに決断しました」 出版社に作品を持って回り、わずか4カ月で採用されたという。
1980年にプロデビュー、表紙絵の切り絵作家が手薄な時期でもあったのですぐに文庫本表紙の依頼があった。
百鬼丸さんが「初期のころはノンフィクション向けも制作していましたが、時代物の需要の方が多く、ほとんど時代物を制作するようになりました。人物のモデルは特にありません。原作を読むと、どんな風景・人物が良いかイメージがわき、それをもとにプランを練って下絵を描きます。顔が描けたら9割できたようなものです」という。作家・森村誠一さんの時代小説の表紙カバー絵は、全出版社を担当している。
独特の作品は作家や出版業界、ファンにも好評だが、百鬼丸さんはそれだけでは満足せず、カラフルな切り絵クラフト(立体作品)、切り絵ライブといった新分野に挑戦している。
海外ライブも視野に
「切り絵の文化を広げたいです。似顔絵など、切り絵ではあまりやらない分野にもどんどん挑戦しています。立体の切り絵クラフトを見たお客さんは驚き、喜んでくれますが、平面作品でそれに匹敵する反応を感じられるのはライブです。お客さんが沸きますのでライブは好きです。次は海外でライブをやり、ブラボーをもらいたいですね」と、海外での活動も視野に入れている。
問い合わせTEL049・287・1686 ◇
常設展示場は川越市三光町3の2岡田畳本店2階(東武東上線川越市駅徒歩5分)。
今後の展示会、切り絵教室についてはHP:
http://www.hyakkimaru.com/
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