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街はひな人形一色 勝浦市で「かつうらビッグひな祭り」 |
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遠見岬神社の60段の石段に約1500体のひな人形を飾り付ける |
26日から3月6日まで開催
勝浦市の「かつうらビッグひな祭り」が今年も26日(金)〜3月6日(日)まで行われる。ビッグひな祭りは2001(平成13)年から実施され今年で16回を数える。実行委員会の市役所観光商工課主事の蓬田隼士さん(28)は「この期間の街はひな祭り一色になります。天候にもよりますが、人出は多い年で20万人、少ない年でも15万人になります」と準備に余念がないが、多くの人が訪れてくれると苦労も報われると話す。
蓬田隼士さん |
「かつうらビッグひな祭り」は01年に全国勝浦ネットワーク(千葉県勝浦市、徳島県勝浦町、和歌山県那智勝浦町で構成)の縁で徳島県勝浦町より、およそ7000体のひな人形を里子として譲り受け、ここ千葉県勝浦市でもひな祭りを開催する運びとなった。
60段の石段に約1500体
「約3万体のひな人形を市内の会場や、商店の軒先に飾り付けをして、観光客をお待ちしております」と蓬田さん。メーン会場は遠見岬(とみさき)神社と勝浦市芸術文化交流センター。
遠見岬神社は60段の石段に約1500体の人形が飾られ、日が暮れるとライトアップされる。ボランティアの手で毎日1時間をかけて飾り付けと後片付け(午後7時)をする。「雨が降りそうになると、みんなで片付けます」と気が抜けない。
圧巻の芸術文化交流センターのひな壇 |
日本最大級の享保雛なども
芸術文化交流センターでは約4700体の人形がこの期間ホールの客席をひな壇として飾り付けられる。日本最大級の享保雛(ひな)や御殿雛、つるし飾りなど総数6000体にも及ぶひな人形の展示となる。「入館料300円ですがひなあられのお土産が付きます」と蓬田さんは話す。
このほか覚翁寺山門前、墨名(とな)交差点、興津集会所などでも飾られる。
「多くの市民のボランティアで運営されていますので、ぜひ成功のうちに終わらせたいと思います」と蓬田さんは意欲を見せる。
問い合わせは観光商工課 Tel.0470・73・6641 |
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