|
|
ホルンの音色に魅せられて 松戸ホルンクラブ“月うさぎ” |
|
|
|
主婦、学生、会社員、プロなどさまざまな人たちが好きなホルンを吹く。37本のホルンだけの演奏は重厚感にあふれる。23日に向けて練習に余念がない
|
まろやかなほわっとした音色のホルン。このホルン好きな面々が集まり松戸ホルンクラブ“月うさぎ”(代表・白幡曜嗣氏)が結成されたのは2011年1月。ホルンだけの合奏は非常に珍しい。この1月で5年になる。これを記念して23日には松戸市森のホール21でコンサートを開く。副代表で広報担当の水上茂さん(50)は「2010年の暮れに白幡と小金高校教諭の柴(敏行さん)と松戸八柱の小料理屋“月うさぎ”で忘年会を開いたときに、酒の勢いもあって松戸にホルンクラブをつくろう、と話が盛り上がって翌月発足しました」と話す。
当初、10人足らずだったメンバーも今では40人を超す。「友人や家族、ネットを利用して地道に団員を増やしてきました。メンバーは比較的、若いですが70歳を超す人もいます。主婦や会社員、大学生、プロも数人います。居住も松戸市中心ですが柏市や千葉県内、中には埼玉県などから練習に駆けつける人もいます。20年、30年とブランクがあっても一度吹き始めると昔がよみがえる、といった感じですね」と水上さんは話す。
水上茂さん |
水上さんは中学1年からホルンを吹き始め37年になる。
「この間浮気をしないでホルン一筋でやってきました。白幡と柴とは小金高校OBバンドで一緒にやっています。白幡と私は小金高校のOBではないのですが…」
「よくホルンだけで演奏できますね、と言われますが、ホルンの数が多ければ多いほど、重厚な響きが気持ちよくなります」とさらにメンバーを増やしたい意向を示す。
活動は年1回の発表会と月1回森のホールでの練習や慰問、他所での演奏などが中心。「練習後の飲み会も楽しみです。好きなホルンを吹いて日ごろのストレスも解消。さらに聴く人も喜んでくれるので最高ですね」と練習に余念がない。 |
♪松戸ホルンクラブ “月うさぎ”第4回 演奏会
23日(土)午後1時半〜4時、松戸市森のホール21小ホール(JR新八柱駅徒歩15分)で。
指揮・阿部真美、梅田和徳。曲目は映画「ロビン・フッド」より、歌劇「ローエングリン」よりエルザの大聖堂への行列、日本の四季(栗原裕樹編曲・初演)、組曲「惑星」より木星ほか。全長約4メートルのアルプス地方の伝統楽器アルプホルンの体験コーナーも予定している。無料。申し込み不要。問い合わせは Tel.050・3736・3018 |
|
| |
|