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  千葉版 平成25年7月号  
フラメンコで汗  成田市のサークル「サリーダ フラメンコ」

公民館まつりなどでフラメンコを披露
公共施設拠点に活動
 公共施設でのサークル活動では珍しいフラメンコ。そんなフラメンコのサークルがある。成田市中央公民館を主な拠点にしている「サリーダ フラメンコ」がその団体。2012年3月に結成され、毎月2回活動している。「10年に成田市のシニア教養講座でフラメンコが取り上げられ、そこを受講した面々がサークルを立ち上げました」と代表の高野ふみ江さん(64)は振り返る。


右から小谷昭人さん、高野ふみ江さん、佐藤周子さん、川﨑みな子さん
 講座の期間は2年で60歳以上が対象。受講生はフラメンコの経験はなく、社交ダンスをしていた人が何人かいたという。

 当時59歳だった川崎みな子さん(62)は「1年間は受けられず、60歳になるのを待って受講しました。そのために1年間しか講座を受けられませんでした」と話す。

 「フラメンコの講座は珍しいと思い、ちょうど定年後でしたので受講しました」と佐藤周子さん(64)はそのきっかけを話す。

 サークルは19人。唯一の男性である小谷昭人さん(77)は「本来のフラメンコでの男性の役割は女性の引き立て役で歌とギターを担当します。そして女性から誘惑されるのですが、18人も女性がいるのに一度もありません」と笑う。CDを使い、歌とギターはなく踊りだけという。

 小谷さんは「フラメンコはリズムとステップ、また体重移動が難しく日本人には向いていません」と話す。「動く範囲は狭いのですが、激しく動くために運動量は多いのでその時は減量となります」と高野さん。健康増進には最適な踊りといえそうだ。

 曲は「セビジャーナスという1セット4曲をマスターしたところで、今新しいものに取り組んでいます」と高野さん、これらの成果を公民館まつりなどで披露している。「サークルですので年齢制限はありません。興味のある方は見学に来てください」と高野さんはPRする。問い合わせは TEL.0476・26・4704 (サリーダ=ギターの出だしから踊りに入る部分、歌い出しの意)

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