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勇気と元気と笑い提供 柏市の「柏おやじダンサーズ」 |
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黒ずくめでのスタイルで踊る「柏おやじダンサーズ」 |
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2010(平成22)年6月に結成した「柏おやじダンサーズ」。今月で4年目の活動に入る。赤いネクタイに黒ずくめのスタイルで踊るおやじたち。そのユニークなパフォーマンスに人気が集まり、いまや週末ごとに公演や練習が予定されている。代表の松原正一さん(64)は「地域の人たちに勇気と元気と感動と笑いを提供したい」と精力的に活動している。
松原正一さん |
マイケル・ジャクソンの踊りに挑戦
きっかけはシニアの人に体を動かしてもらう目的で柏市が生涯学習講座で「ダンス」を取り入れたことに始まる。そこに参加した受講生が中心になり「柏おやじダンサーズ」が誕生した。「その時の担当者がマイケル・ジャクソンが好きでしたので、いきなり難しいマイケルのダンスを練習しました。月に2回4カ月間ですが、みんなおやじなのでテンポがずれたりしていました」
その後、団員の人数が増えてきた。常に活動している人は25人ほど。15歳から73歳までの年齢幅がある。女性も何人かいる。「あるメディアに女性大歓迎と出てしまって。募集はしていなかったのですが、何人か希望者が出て結局入ってもらいました」
人数が増えてきたことで名前を覚えるのも大変とのことで、愛称で呼び合っている。「ロック」や「こうちゃん」、「ムッシュ」、「ユッキー」、「たまたま」といった具合だ。 レパートリーは9曲。以前は1年に1曲覚えるのが精いっぱい。「ビート・イット」、「スリラー〜スレトゥンド」、「歌謡曲メドレー」などだ。
左から2人目が最年長の高橋さん |
人気上昇引っ張りだこ
「団は今、過渡期にあります。上手な若い人もいるので将来的には2部構成になっていくのかな」と話す。でも松原さんは「あくまでもボランティアが基本です。おやじですから息切れもしますしテンポもずれる。ただ一生懸命踊っていることを見ていただければいいと思います」。
「最年長73歳の『こうちゃん』こと高橋絋三さんはビデオを見て2テンポずれているといって、もうやめようかなと言い出しました。でもそこが見ている人に笑いを誘い、ひたむきにやっているのでやめることはないですよと引き止めました。団一番の人気者です」と松原さんは話す。
「出前でダンス、お届けします!」とイベントの余興や地域の施設、デイサービスなど「おやじが心を込めて踊ります」と松原さんは出演依頼を受け付けている。 |
直近の公演は16日(日)午後2時〜2時半、鎌ケ谷市役所別館6階大会議室(東武野田線新鎌ケ谷駅徒歩7分)で。問い合わせは村田 TEL.070・5081・8089 |
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