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  千葉版 平成24年5月号  
万華鏡に魅せられて  流山の万華鏡作家/中里保子さん

中里保子さんとグランプリ受賞作品(左から秋草、ヒストリーブック、Aqua)
 万華鏡。その千変万化する美しさに衝撃を受け、心を奪われた流山市の中里保子さん(62)。1998(平成10)年の事だ。その後、独学で万華鏡の製作に没頭した。無限に広がる美しさを求めて創意工夫を繰り返し数々の公募展で受賞。中でも、世界最大の万華鏡コンベンション「ブリュースター・カレイドスコープ・ソサエティ・コンベンション」で3回もグランプリに輝き、日本の代表的女流万華鏡作家となった。今年も4月に同コンベンションに参加。残念ながらグランプリは逃したものの、13日(日)には参加の思い出を語るミニ講話を予定している。

世界大会3連覇の実績も
 「当時、スポーツウエアのデザインの仕事をしていましたが、その傍ら気分転換に、96年からステンドグラスの絵付けの勉強を始めました。そんな矢先に万華鏡に出合いました。普通、小学生のころ一度は万華鏡をのぞくものでしょうが、私にはその記憶がなく、鏡のマジックに完全に飲み込まれまして…」

 その万華鏡を当初は趣味的に製作していた中里さん。しかし2000年に日本万華鏡大賞展で受賞したのをきっかけに熱が入り、03年にプロとしてデザインの仕事と合わせて2足のわらじをはくことになった。

 万華鏡世界大会は06年に初参加。「07年3月にデザインの仕事は辞めて万華鏡の製作一本に絞りました」。そして07年に出品した「秋草」がグランプリを受賞。08年、09年はリーマンショックなどで開催されなかった。そして再開した10年、11年に中里さんは連続して大賞を受賞した。

 「06年に参加した時アメリカとあまりにも技術レベルに差があることを感じ、カルチャーショックをうけました。同じようなまねをしていたら駄目だな、と。私は日本人。日本工芸の伝統を表現したいと、金蒔絵(まきえ)、漆をイメージしてガラスに細工を施して出品し、グランプリをいただいたのが07年の『秋草』です」

 10年は20回大会のためにテーマは「過去を振り返る」だった。「私は新参者で振り替えるものがないので、万華鏡の歴史を表現しました。原理を巧みに取り入れて2カ月かけて『ヒストリーブック』を出品しました」


07年に世界大会でグランプリに輝いた「秋草」
「人とのつながりが財産」
 昨年は早くから用意していたが、3月11日の大震災が発生したために途中から心理的に製作できなくなったという。悩み続けた結果、一から作り直すことを決意したが、何を製作していいか分からない。毎日朝方まで模索していたある日、夜明けの太陽の光が大好きなガラスに反映したのを偶然目撃した。「なんと美しいのだろう、これを表現したいと3週間で仕上げました。米国に出発の日までかかりました」。タイトルは「Aqua(水の意味)」と名付けた。

 「秋草」で取り入れたミラーシステムがまだまだ進化していると自分に期待を寄せている中里さん。

 「このコンベンションは審査委員がいるわけでなく、アーティスト、店、コレクターら約200人の投票で決まります。これが私の大きな原動力になっています。3人の名前を投票することができるのですが、わざわざ私のところに来て1番に名前を書いたから、と言いに来るアーティストもいるのです。自分の名前を書けばと言い返すのですが、うれしいですね」

 中里さんは万華鏡を見た人が「万華鏡の概念が変わった」、「どんな原理でこんなに美しくなるの」、「癒やされた」と言いながら驚く表情を見るたびに作ってきてよかったと思う反面、「一番の財産は人とのつながりです。個展を開くにしても作るのは私ですが、そこまでにこぎつけるには多くの協力者がいないとできません。人は私の宝です」。

万華鏡ギャラリー寺田園茶舗見世蔵
 1889(明治22)年建築。店舗として使われていた1階を改装して中里保子さんの万華鏡を常時展示。ほかにも店舗所有者の寺田英一さんの貴重な資料も紹介。原則無料。流山駅徒歩5分。
◆中里保子ミニ講話 〜 2012アメリカ万華鏡コンベンションの思い出
 13日(日)午前10時半、流山福祉会館(流鉄流山線流山駅徒歩5分)で。
 参加費800円(飲み物付き)。定員20人。

◆万華鏡講座 〜 フラワー万華鏡作り
 6月24日(日)午前10時半と午後1時半、同所で。
 参加費2500円。定員各回25人。
 申し込みはともに万華鏡ギャラリー見世蔵 TEL.04・7103・2817

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