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松本さんの指導のもと10月の開設に向けてストレッチ体操の練習に余念がない |
「楽しい健康体操」で「仲間づくりの場」にも
適当な運動を継続して行うことで健康を維持して病気やけがで要支援や要介護になるのを予防できる効果が確認されている。松戸市のNPO法人人材パワーアップセンターと松戸市保健福祉課の協働事業として10月から「楽しい健康体操」わくわくストレッチクラブを開設することになった。理事長の岩橋秀高さん(71)は「当面5カ所に開きます。継続して来てほしいうえに仲間作りで地域のサロン的な場として活用してくれれば」としている。
4月から協働事業に取り組んでいる「『楽しい健康体操〜いつでも・どこでも・だれでも』普及にチャレンジinまつど」の実現には指導員やマネジャーの養成が欠かせない。
「この事業の趣旨に賛同されたボランティアの人を対象に5月から養成に乗り出しました」とこれまでに10回のフォローアップ研修、さらに10回の自主研修に取り組んできた。
この「場」は単に「楽しい健康体操」を行う「健康づくり」だけの場ではなく参加者同士のコミュニケーションが深まることで「仲間作りの場」も狙っている。仲間ができれば生活も活性化して「生きがいづくり」にもつながるとしている。
松本ゆう子さん |
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岩橋秀高さん |
指導員の養成の指導者には30年のストレッチ体操の経験がある松本ゆう子さん(66、介護予防運動指導者)が当たっている。「ゆっくり、静かに、ポーズを取ることを心掛けています。利用者の前に出ても恥ずかしくない指導者を養成するのは並大抵のことではありません」と10月に向けて指導に熱が入る。
「3年で50カ所程度作っていこうと考えていますが、場所の確保が大変です。将来的には自治会の集会所などにも協力してもらい、増やしていこうと思っています」と岩橋さん。
「場」にはチーフインストラクター、インストラクター、マネジャーの3人1組が運営に当たる。「だれもが気軽に出入りできる気持の安らぐ自由な雰囲気の場を作り上げていきたいと思います」と増設にますます意欲的な岩橋さんだ。 |
「楽しい健康体操」わくわくストレッチクラブ
対象はおおむね65歳以上の人。定員は各会場先着15人。費用は全8回4000円(保険含む)。申し込みは電話かファクスで〒住所、氏名、年齢、(電話)、希望会場を明記してTEL&FAX.047・369・5737へ(TELは日・月・火)。
場所と日時は次の通り。
常盤平体育館=10月2日(土)から毎週土曜午後1時〜2時半
八柱市民センター=10月7日(木)から毎週木曜午後3時〜4時半
小金北市民センター=10月15日(金)から毎週金曜午前10時〜11時半
馬橋東市民センター=11月4日(木)から毎週木曜午前10時〜11時半
馬橋市民センター=11月4日(木)から毎週木曜午後2時〜3時半 |
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