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  千葉版 平成21年4月号  
童謡・唱歌を一緒に歌おう  いちかわシャンテ代表/小沢真弓さん

入居者とともに唱歌を歌う
 
高齢者自ら歌い活性化
施設に出向きお手伝い

 子どものころに歌った童謡や唱歌を自ら歌ってもらうことで高齢者の脳の活性化、身体的効果を引き出そうと活動している市川市のNPO法人「歌のボランティア・いちかわシャンテ」。代表の小沢真弓さん(56)は「よく演奏や合唱を聴いてもらうことで高齢者施設を慰問するケースもありますが、わたしたちは自ら歌ってもらうことを目的にしています。それのお手伝いです」と音楽療法的効果を狙った活動をしている。

 

小沢真弓さん
音楽療法的効果を狙う
 「いちかわシャンテ」はエイプロンズ、おにおんクラブ、カナリヤンズ、ひまわりの4つのグループで構成されている。それぞれ10人ほどの会員で運営されている。各グループが月に1〜2回高齢者施設に出向き活動。訪問する日には公民館で研修を行ってから出向く。「コーラスではないのでうまく歌わなくてもいいし、会員の方の声で歌っています」と伴奏のキーボード、ピアノに合わせて歌う。

 「目や耳が不自由の方がいますので歌集は使いません。歌詞はマイクで歌う前に伴奏します」という。「ふるさとを歌います、といっても最初の出だしが思い出せないので♪うさぎ追いし〜と歌い出せば、その後に〜かの山〜と記憶がよみがえります」。「歌う曲は唱歌、童謡に限っています。流行歌も人気がありますが、音域に無理があることや好みに個人差がありますので採用していません。軍歌も同様の理由で歌いません。歌いやすい曲を音域などアレンジしています」と1度に数十人が歌えるように工夫している。

 「家族と離れて暮らす人に幸せなひと時を過ごせてもらえれば」と選曲も年中快適な施設で季節感が薄れ気味なため、季節が感じられる曲を選んでいる。

 ある初夏のプログラムは、まず発声、手拍子の練習から始まる。靴が鳴る、茶摘み(手遊びとともに)、金太郎(腕の体操)、やさしいお母様、みかんの花咲く丘、夏は来ぬ、人気ナンバーワンのふるさとで締める。

 約30分から1時間かけて7〜10曲を歌うが、「唱歌、童謡を知らない人が増えてきて将来的にこの活動が続けていけるか考えることがあります」と不安げに話す。

 小沢さんはこのボランティア活動の体験・育成講座をサポートしており、このグループも体験講座から誕生した。6月には行徳公民館で体験講座を開くことになっている。「自宅の近所の施設を訪ね唱歌、童謡を歌うボランティアグループを育てていきませんか」と呼び掛けている。

歌のボランティア・いちかわシャンテ
問い合わせ:047-336-4107

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