◎旧堀田邸 佐倉藩11万石の最後の藩主であり、明治維新後に華族となった堀田正倫 (まさとも) が1890 (明治23) 年に建てた邸宅。邸宅竣工に併せて整備した明治期を代表する庭園とともに残された旧大名邸宅は全国的にも珍しい。 ◎武家屋敷 旧河原家、旧但馬家、旧武居家の棟が公開されている。江戸時代後期に建てられた屋敷は質素倹約の造りの中にも石高に応じた違いが見られ、当時の藩士の生活をしのぶことができる。 ◎順天堂記念館 蘭医・佐藤泰然が1843 (天保14) 年に開いた蘭医学の塾。明治時代の医学界をリードする人々を多く輩出し、最先端の医療を施していた。医療器具・関係資料などを展示。