定年時代
定年時代はアクティブなシニア世代の情報紙
ASA(朝日新聞販売所)からお届けしています
会社概要 媒体資料 送稿マニュアル
広告のお申し込み イベント お問い合わせ
個人情報保護方針 サイトマップ  
HP更新日 → 新聞発行日の翌々日(水曜日)
新聞発行日 → 第1月曜日:東京/埼玉/千葉/横浜・川崎/茨城
  第3月曜日:東京
トップ 東京版 埼玉版 千葉版 横浜・川崎版 茨城 高齢者施設 プレゼント
旅行 | おすすめ特選ツアー | 趣味 | 相談 |  | 仕事 | 学ぶ | これは便利これは楽々 | リンク | インフォメーション
定年時代
 
  ご利益石仏 平成18年10月号  
すべての悩み“とかす”  とろけ地蔵
 
 かつて多くの修行僧(行人)が出入りした目黒区・行人坂の大円寺(TEL03・3491・2793)。境内に一歩足を踏み入れると、左手のおびただしい石仏に圧倒される。江戸三大火事の1つ「行人坂大火」(1772年)で犠牲になった人々を弔う五百羅漢(らかん)など500体を越す石仏群。「とろけ地蔵」は、その手前に立つ。顔などは原形をとどめておらず、もともとの表情は分からない。

 なぜ、これほど"とろけた"状態になってしまったのか…。とろけ地蔵は江戸時代、品川沖で猟師の網にかかったと伝えられる。住職の福田豊衍(ほうえん) さんによると、大火の火元は放火に遭った大円寺。波の浸食で傷んでいた地蔵像は強い火勢をまともに受け、すっかり表面が溶けてしまったらしい。ところがその姿から民間信仰が生まれた。すべての悩みを「とかしてくれる」との評判が、江戸時代後期には庶民の間に広まっていたと記録にある。

 現在は悩み解消のほか、「縁を溶かす=縁切り」「がんを溶かして」など、1人1人が"とかす"にかけた願掛けをしているとか。

 境内には火事の縁か、別の火付けで処刑された八百屋お七の「お七地蔵」もあり、こちらは縁結びのご利益があるといわれる。また、お堂には1193(建久 4)年作の釈迦如来像(国重文・ご開帳は1月1日〜7日など)をはじめ貴重な仏像が安置されている。

 JR目黒駅から徒歩3分。

ポイントページの先頭へ
趣味
坂のある街
最新号
平成23年過去の記事一覧
平成22年過去の記事一覧
平成21年過去の記事一覧
平成20年過去の記事一覧
平成19年過去の記事一覧
   
ご利益石仏
最新号
過去の記事一覧
   
おとなサロン
最新号
平成23年過去の記事一覧
平成21年過去の記事一覧
平成20年過去の記事一覧
   
定年時代読者のためのおすすめ特選ツアー
 
 
定年時代
トップ | 会社概要 | 媒体資料 | 送稿マニュアル | 広告のお申し込み | イベント | お問い合わせ | 個人情報保護方針 | サイトマップ
当ホームページに掲載されている全ての文章、写真、イラスト等の無断複製・転載を禁じます。
Copyright Shimbun Hensyu Center Company. ALLrights reserved.