対象者 |
年齢はおおむね65歳以上とするところが多くありますが、40〜64歳の特定疾病による介護認定を受けた方の受入も可能としているホームもあります。ただし、お若い方ほど入居金の割増など、価格が別に設定されている場合もあります。高齢者専用賃貸住宅では、年齢による入居条件を比較的若く設定しているところもあります。 |
権利 |
利用権とは、居住部分と介護や生活支援等のサービス部分の契約が一体となっているものです。この他に、建物賃貸借方式、終身建物賃貸借方式がありますが、有料老人ホームのほとんどが「利用権方式」に該当します。なお、居室などの所有権は入居者にはなく、売買や相続などはできません。 |
入居金 |
最近では入居一時金を0円とする有料老人ホームも増えてきました。入居一時金は90日以内のクーリングオフ制度や、返還金の制度などがあります。 |
月額費用 |
主に家賃、管理費、食費などそこで暮らす基本の料金となります。有料老人ホームはほとんどが3食付きでの価格をパンフレットに表示しています。これに別途、介護保険1割負担、個々で費用の異なる医療費や介護消耗品(オムツなど)などの費用が必要となります。また、手厚い人員体制をとっているホームでは、介護保険とは別に上乗せ介護費用が月額利用料に組み込まれていることもあります。
高専賃は自炊とするところが多いのですが、自己負担で食事を頼むこともできます。介護サービスは外部の介護事業者を利用し、月額利用料とは別に支払いが必要となります。 |
介護 |
外部サービスとは、自宅(在宅)で介護サービスを受けるのと同様に、入居者が外部の介護事業者と契約し、訪問介護や訪問看護を受けるサービスです。介護付有料老人ホームではホームのスタッフがその対応にあたります。介護保険1割負担額は、住宅型と介護付有料老人ホームでは価格が異なります。住宅型では個人のケアプランに基づき価格が上下します。 |