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介護付有料老人ホームは、要支援以上、または要介護以上の認定を受けている方を入居条件とする所が多く、自立の方がご利用できる介護付有料老人ホームは数少ない状況です。“自立から入居可”となっていても、介護度の重い方も多数入居されている場合もあり、“集団での生活”と“介護に重点を置いた生活”となりますので、あまりお若くお元気な方には、馴染みにくいこともあるようです。 |
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あくまでも比較的多く見かけられる暮らしのイメージです。居室雰囲気やサービスは事業主体の方針や価格などにより様々です。 |
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居室は1Rタイプで13m2〜18m2が一般的で、広くても25m2程度です。トイレ洗面が付いており、稀にミニキッチンなどが付いているホームもあります。お風呂は共有スペースにある個浴などを交代で利用するようになります。共有スペースはそれほど多くなく、ダイニングや談話室が中心となります。居室数は50〜70室程度が多いです。 |
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基本的に食事付きです。食事はダイニングで取るようになり、メニューは決まっていることが多いです。自立の方は外食などに出かけることも可能です。 |
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24時間ホームにスタッフが常駐しており、掃除や洗濯、お茶出しなどのサービスを提供しています。 |
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介護が必要となってもそのままホームのスタッフの介護を受けながら住み続けることができます。また、介護状態によるフロア分けがされているところもあり、居室移動が必要な場合もあります。ホームのスタッフが日常のお世話だけでなく、季節ごとの行事や外出・旅行などのイベントなども提供し、日常生活を楽しむ工夫がなされています。 |
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入居時 |
300万円程度〜
(返還金制度あり) |
月額利用料 |
15万円程度〜
内訳:食費、管理費、家賃相当額など |
その他
毎月かかる費用 |
自立サポート費用、または介護保険1割負担
など |
※入居一時金を0円とするホームも増えていますが、その場合月額利用料が高額になるケースが多くあります。入居一時金を多く支払うことにより、月額利用料を低額に抑えられるホームもあり、長いお暮しを想定した場合はその方が経済的な場合もあります。 |
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s以上が一般的な『お元気な方向け介護付有料老人ホーム』のイメージですが、なかには改装型(元社員寮などをリフォームした建物)も多く、立地や建物の内容に価格が大きく関係することが多いようです。介護付有料老人ホームは入居一時金の幅が広く(0円〜数千万円)、その価格差は、建物の造りや暮らしの雰囲気の差に大きく出ているようです。
今現在の健康状態と資金計画で入居し、果たして暮らしやすい環境となるのか、自立から入れる介護付有料老人ホーム選びで選択を失敗しない為には、施設の雰囲気や入居者の状況なども踏まえた上での比較検討が大切となってきます。 |