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  ものしりミニ講座 平成28年5月下旬号  
江戸時代はどちらが人気?  カキツバタとハナショウブ

花菖蒲浴衣侠客揃のうち中村芝翫 豊原国周
国立歴史民俗博物館蔵
 カキツバタ(杜若)とハナショウブ(花菖蒲)、それにアヤメ(菖蒲)は、互いによく似ています。見分けるための特徴をあげると、花びらに白い目のような模様が入るのがカキツバタ、網目模様があるのがアヤメ、葉の中筋が目立つのがハナショウブです。

 園芸が発達した江戸時代になると、特にカキツバタとハナショウブとで品種改良が進められました。はじめはカキツバタの方が盛んでしたが、18世紀に入ると、ハナショウブが逆転します。ことに、幕臣であった松平定朝(1773〜1856)の功績は大きく、300に及ぶ品種をつくりだし、ハナショウブ栽培の普及に努めました。

 ハナショウブにおける品種改良の盛行は、花菖蒲園の誕生を導きました。花菖蒲園は、江戸東郊の堀切村の小高伊左衛門が天保期(1830〜44)に開園したのが始まりとされています。

 品種改良という点からすると、ハナショウブが圧倒的な人気を誇っていたかのように見えます。しかし、(花の人気では)そうとも限りません。実は、切り花としては、カキツバタの方が人気でした。カキツバタは、促成栽培で早くに花を咲かせることができ、また、四季咲き性の品種も発見されていました。一年を通じて花を楽しめることは、切り花としてカキツバタが重宝された大きな理由の一つだったと考えられます。

 このように、カキツバタとハナショウブは、どちらが人気だったかは一概にはいえません。江戸時代の人々は、それぞれの花の魅力を最大限に引き出す工夫をしていたといえるでしょう。

《国立歴史民俗博物館 准教授 澤田和人》

◆特集展示を開催◆
 6月19日(日)まで、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市、京成線京成佐倉駅徒歩15分)で特集展示「杜若と菖蒲・花菖蒲—意匠と文化—」を開催中。
 一般420円。Tel.043・486・0123

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