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ヒートショックに注意
「家庭内事故」という言葉を聞いたことがありますか？ その名の通り、家の中で起こる事故のことで、実際どれほど多くの人が亡くなっているかご存じでしょうか。例えば2006（平成18）年には、1万2152人を記録し、その後も増加傾向にあります。実はここ数年、「交通事故死」より「家庭内事故死」の数の方が多いのです。
家庭内事故死のうち4人に3人は65歳以上の高齢者でした。それまでは問題なく生活することができていた住宅内で何かが原因となって、高齢者に事故が発生するということです。驚くべきことは、家の中での「水死」が多いこと。65歳以上の高齢者が全体の90％近くを占めています。浴槽内で「失神する」ことによって発生するといわれています。
失神する原因の多くが、家の中の急激な温度差による「ヒートショック」と呼ばれる現象。「寒いところ」から「暖かいところ」（例えば、寒い脱衣所から暖かい浴室）などという激しい温度差を体感することによって、体内に発生する急激な血圧変化などが失神を引き起こします。
家庭内事故を防ぐ対策としてこの「ヒートショック」を解決する必要があります。現在では外断熱やセルロース断熱工法、断熱材、窓の改修など、ヒートショックが起こりづらい環境にする工法がありますので、リフォームや建て替えの際は参考にしていただければと思います。 |
中鉢建設は12月、横浜市でヒートショック対策に有効な「セルロース断熱の家」見学会を実施する（要予約）。無料。日時、場所などの詳細は問い合わせを。
フリーダイヤル.0120・771・386
http://chubachi.biz/ |
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