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梅が咲き乱れる京王百草園 |
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梅は咲く時期によって、早咲き、遅咲きと分けられます。このほか、紅梅、白梅という分け方が一般的ですが、実を取るための「実梅」、花を楽しむための「花梅」といった分け方もあります。ちなみにあまり知られていないかもしれませんが、切り株の断面やおがくずなども、紅梅は紅、白梅は白とその名の通りの色をしています。
梅の種類としては、早咲きのヤエカンコウ(八重寒紅)などは例年12月下旬には咲き始めます。また、遅咲きのものは3月に入ってから開花するリンシバイ(淋子梅)などが有名です。
このほか3月初めに咲くオモイノママという梅は、ひとつの花に白とピンクが交ざったり、ひとつの枝から白の花とピンクの花がランダムに咲いたりと、予想のつかない面白さがあります。
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満開の梅 |
わたしが勤める京王百草(もぐさ)園では、80種類約800本の梅の木があり、早咲きから遅咲きまで日々変化する梅の表情を楽しんでいます。早咲きと遅咲きが入り乱れる2月下旬から3月上旬にかけては、咲いている梅の種類も多く一番の見ごろといえるでしょう。 |
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