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「大学芋」は、揚げたサツマイモに甘辛の蜜を絡めた料理です。本来は、生のサツマ芋を揚げてから甘辛の蜜を絡めることが多いですが、サツマ芋を電子レンジであらかじめ加熱してから揚げると、手軽においしく調理できます。
サツマ芋には、食物繊維、カリウム、ビタミンCが多く含まれます。サツマ芋の切り口から出る乳白色の粘質液は「ヤラピン」といい、空気に触れると黒変するので、切ったらすぐに水につけて変色を防ぎましょう。
※献立のヒント
サンマの塩焼き、大根おろし、シュンギクとシメジのおひたし、菊飯
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
サツマ芋200g、サラダ油大2、砂糖大3、みりん大2、酒大2、しょうゆ小2、いり黒ごま少々
《作り方》
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① |
サツマ芋は一口大の乱切りにして、水に10分ほどさらす。 |
② |
耐熱のボウルなどに ① のサツマ芋を入れてラップをして電子レンジ(500ワット)で4分加熱する。 |
③ |
② のサツマ芋の水気をペーパータオルでよくふき取る。 |
④ |
フライパンにサラダ油を入れたところに、③ のサツマ芋を入れて中弱火で表面がキツネ色になるまで揚げ焼きして取り出す。 |
⑤ |
フライパンの油をペーパータオルでふき取り、砂糖、しょうゆ、みりん、酒を入れて、泡が細かくなるまで加熱したところにサツマ芋を加えて全体を絡める。 |
⑥ |
器に盛り、黒ごまをふる。 |
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