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ソラ豆ののサンショウ炒め 1人分:117キロカロリー、塩分0.8グラム |
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ソラ豆が、「空豆」と書くのは、貝原益軒の「大和本草」などによると実が空に向かってなるのでこの名がついたと書いてあります。また、枝豆同様未熟豆を食するのが一般的です。世界最古の農作物のひとつといわれ、古代ギリシャ、ローマで常食だったと伝えられています。フランスで新年に食べられる「ガレット・デ・ロワ」に“当たり”として入れられる小さい陶器を「FEVE(フランス語で“ソラ豆”の意)」といい、昔はソラ豆が入れられていたことに由来します。
ソラ豆は、ビタミンB群を多く含み、疲労回復などに役立ちます。「花椒(かしょう)」は中国サンショウで、日本のものとは少し香りが違います。四川料理などでは、欠かせない香辛料の一つです。
※おすすめの献立
豚しゃぶサラダ、新ジャガの甘煮、ニラ玉スープ
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
ソラ豆(さやを取り除いて)200g、ごま油またはサラダ油大1、粒花椒(中国サンショウの実)小1、塩小3分の2
《作り方》
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① |
さやを取り除いたソラ豆の薄皮に味が染み込みやすいように包丁の先で薄皮だけに×印を両面に入れる。 |
② |
フライパンに、ごま油、粒花椒、塩を入れて弱火にかけ、香りが出たらソラ豆を加えて4〜5分炒める。 |
③ |
ソラ豆を1粒食べてみて火が通っていたら、ペーパータオルの上にとり、よく油を切る。 |
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